猫の病気としてよく見られる肝臓の疾患。肝臓に炎症が起きたり、細胞が壊れたり、細胞に脂肪がたまりすぎるなどして起こります。また、症状が現れないことから「沈黙の臓器」といわれているのは、人間と同じですね。
まずは肝疾患にかからないことが重要ですが、その要素に食事も大きく影響します。そこで、モグニャンが肝臓ケアのキャットフードと比較してどうなのか調べました。
結論としては、やはり肝疾患対策として作られた療法食との差はあります。とはいっても、食べ続けるとおしっこの病気の原因になる、ということではありません。健康な成猫に対して非常に栄養バランスが良いように設計されています・
決して、モグニャンが下部尿路疾患に悪いキャットフードでない、むしろ健康な猫に対しては非常に優れたフード、ということは確認しておきます。こちらで特にお伝えしたいことは、下記になります。
こんにちは! 本記事の執筆者「ペットフード編集部 ナカジ」といいます。 我が家の猫は、もう何代目か。今回は、三毛の野良ちゃん。ちょうど親父がなくなったときに、実家の前で見つけた子。しっかりと健康に長生きしてもらいたいとねがいつつ。 当サイトではアフィリエイト広告を利用しておりますが、ごゆっくりとご覧ください。 |
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猫の肝臓病、肝疾患とは?
猫の肝臓の働きはご存じですか?
さて、私は残念ながら獣医ではありませんので、信頼のあるサイトから引用したいと思います。
まずは、肝臓の機能からですね。基本的には人間の機能とあまり変わらないです。
犬と猫の肝臓は、栄養素の分解、合成、貯蔵を行なったり、体の中の毒素を分解して無毒化したりといった、さまざまな重要なはたらきをする器官です。
※引用元:ロイヤルカナンHP「肝臓のはたらき 犬猫の肝臓病(肝疾患)原因 治食 事管理」より
さらっと書いてありますが、そのさまざまな重要な働きを端的にまとめますと、下記のとおりです。
- 代謝機能
- 分泌機能
- 解毒機能
- 血液凝固機能
- 貯蔵機能
と、人間の機能とほぼ変わらないことがわかります。
こういった機能が備わっているわけですが、肝臓疾患になった際になかなかわからないことが非常に問題です。いわゆる、「沈黙の臓器」というやつです。
猫の肝臓病、肝疾患の症状は?
で、上記で挙げたような機能があるわけですが、それがいろいろな原因でもってその機能を果たせなくなってくることが肝臓病、肝疾患となってくるわけですが、その際に出てくる症状をまとめると下記になります。
- 食欲がない
- 嘔吐する
- 白目や歯茎が黄色くなる
- よく水を飲み、よくおしっこをする
- 元気がない
- 体重が落ちる
※引用元:ロイヤルカナンHP「肝臓のはたらき 犬猫の肝臓病(肝疾患)原因 治食 事管理」より
これらの症状は、肝臓に限らずいろいろな病気の際にも現れる内容でもありますし、なかなか見分けるのは難しいと思います。
ただ、「白目や歯茎が黄色くなる」、「体重が落ちる」というのは比較的わかりやすい症状ではないでしょうか。
ただ、注意が必要なのは、症状がわかったときには進行している、ということです。
猫の肝臓病、肝疾患の原因は?
さて、その猫の肝臓病、肝疾患の原因としては、これもまたいろいろおありますが、下記の通りといわれています。
- 感染性のもの
ウイルス、細菌、真菌、原虫、寄生虫に感染することによって起こるもの- 慢性肝炎
原因が不明なケースが多い(代謝性、感染性、中毒性、自己免疫性など)- 中毒性肝炎
薬剤、毒物によって起こるもの
- 銅蓄積性肝臓病
銅が異常に体に蓄積してしまう遺伝性の病気- 腫瘍によるもの
ガンなどによって起こるもの- 肝リピドーシス
過激なダイエット、ホルモンの異常などさまざまな原因で起こる※引用元:ロイヤルカナンHP「肝臓のはたらき 犬猫の肝臓病(肝疾患)原因 治食 事管理」より
これらの原因が挙げられます。これらの原因の中で、対策といっても、正直難しいですよね。ただ、一つ言えることは、食事です。日々の食事です。
猫の肝臓病、肝疾患の対策は?
人間が肝臓病になる原因も、ウィルスであったりとかいろいろありますが、はやり多いのは肝硬変。つまり、暴飲暴食、アルコールが原因の場合が多々あります。
猫ちゃんにアルコールはないので、脂質やカロリーなど、肝臓に負担がかかりにくい食事、となって黒と思います。
ロイヤルカナンでは、銅蓄積も考慮しているようですね。
【タンパク質調整】肝不全の症状に配慮し、高消化性のタンパク質を適切な量で配合。
【銅制限】肝細胞内の銅蓄積に配慮し、銅含有量を制限。
【高エネルギー】消化管への負担に配慮し、少ない食事量でも必要なエネルギーを摂取できるよう、高エネルギーに調整。※ロイヤルカナン 食事療法食 猫用 肝臓サポート 商品説明より
とこのように肝疾患ケア用のキャットフードの設計方針としています。モグニャンもこういった観点から見たらどうなるでしょうか。
実際に肝疾患ケア用キャットフードとで比較していきたいと思います。
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モグニャンは尿路疾患に効果的なキャットフード?
肝臓病、肝疾患に適したキャットフードとは?
では、猫ちゃんが肝疾患なってしまった、あるいは、ならないようにということで、日々の食事を気を付けるとしたらどういったものが良いかというと、ロイヤルカナンから出されている条件から、下記の通りとなります。
- 適度なタンパク質量であること
- 消化に良い材料であること
- ミネラルが管理(銅が少なく)されている
- 少ない量でしっかりエネルギーが補えること
が重要となってきます。
ここでようやくモグニャンが関係しそうなものが出てきました。上記の内容を見たときに、モグニャンはどうでしょうか。
モグニャンは肝臓病、肝疾患対策、対策に適しているのか?
モグニャンの基本情報
まずは、モグニャンの一般的な情報から記載していきます。こちらではお値段やどういったフードなのかをわかりやすくまとめてみました。
項目 | 内容 |
内容量 | 1.5kg |
価格 | 通常購入:5,038円(1袋) 定期購入:4,5347円(1袋)/4,282円(2袋以上)/4,030円(5袋以上) |
1kg当たりの単価 | 2,686~3,358円 |
5kgの成猫の1日の餌代 | 給与量65g 1日あたり 175~218円 |
対応年齢 | 全年齢 |
カテゴリ | 主食 |
原産国 | イギリス |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 約8mm 俵型 |
主原料 | 白身魚 |
カロリー | 379kcal / 100g |
特徴 | ・ヒューマングレード ・グレインフリー ・着色料、香料不使用 ・欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)基準 ・白身魚65%配合 |
賞味期限 | 未開封:製造日より18か月 パッケージに記載 開封後:できるだけ早めに |
販売会社 | 株式会社レティシアン |
住所 | 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン20F |
電話番号 | 0570-200-012 |
公式サイト | https://www.canagancatfood.co.jp/cart |
販売会社ホームページ | https://laetitien.co.jp/ |
以上がモグニャンの基本情報になります。
もうちょっと各項目で関係しそうなところ詳しくを見ていきましょう。
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モグニャンの原材料
肝臓病、肝疾患に関して、いい材料、悪い材料、といっても材料からはすぐにわかりませんが、まずはこんな材料を使っている、ということになります。
非常に鮮度やバランスのよい素材を使っていることがわかります。特に、たんぱく質成分が65%と非常に多い分量になっていますね。
食事でのケアをするということを考えると、先の説明にあった通り、消化しやすい、という条件から65%ものタンパク質材料は非常に良いものと思います。
また、穀物が入っていると猫にとっては消化が悪くなりますので、その点グレインフリーは肝臓にやさしいフードでしょう。
ミネラル類として、銅がはいっていますが、こちらは人工的に添加されているものなので、肝疾患に対して考慮されたバランス、量で添加されていると考えるのが普通ではないでしょうか。
モグニャンの成分表
次に、モグニャンの栄養成分についてみてみましょう。原材料の成分通り、かなりたんぱく質が豊富なフードになっています。
成分 | 量 |
タンパク質 | 27%以上 |
脂質 | 11%以上 |
粗繊維 | 5.25%以下 |
灰分 | 9.5%以下 |
水分 | 5%以下 |
炭水化物 | 41.00% |
オメガ3脂肪酸 | 2.50% |
オメガ6脂肪酸 | 1.30% |
リン | 1.10% |
カルシウム | 1.30% |
エネルギー(100gあたり) | 379kcal |
タンパク質は高すぎず、低すぎず、が重要なことになりますが、その基準はおおよそ25~30%といわれています。モグニャンは27%とちょうどいい値なのではないでしょうか!
カロリーについても、とびぬけて高い、というわけではありませんが、この値はキャットフードの中でも高いほうだと思います。ほどほどの分量で一日のエネルギーは賄えるものと思います。
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モグニャンと肝臓病、肝疾患ケア用フードとの比較
それでは、モグニャンを肝臓サポート用の療法食と比較していきたいと思います。
「モグニャン」と「ロイヤルカナン 肝臓サポート」「VetSolution 肝臓サポート」との3つを比較してみました。
全部の原料や成分というわけでなく、上記で挙げた肝臓疾患に関係する数値を見ていきましょう。また、同じカロリーを摂る必要がありますので、比較するのにカロリーも掲載しています。
モグニャン | ロイヤルカナン 肝臓サポート |
VetSolution 肝臓サポート |
|
タンパク質 | 27%以上 | 24.0 %以上 | 23%以上 |
脂質 | 11%以上 | 20.0 %以上 | 14%以上 |
ミネラル(銅) | 各ミネラル添加 | 各ミネラル添加 (銅抑制) |
各ミネラル添加 (銅抑制) |
原材料の 特徴 |
グレインフリー 白身魚(65%) |
超高消化性小麦タンパク 超高消化性大豆タンパク 加水分解タンパク |
グレインフリー 乾燥エンドウ豆(22%) 乾燥鶏肉(15%) 加水分解サーモンタンパク(7%) ミルクプロテインパウダー |
カロリー | 379kcal | 413kcal | 409.5kcal |
肝臓病、肝疾患対策、改善に関数数値をまとめました。
- タンパク質量はモグニャンが一番高いですが、他の二つが効果的でない、という数値でもありません。
- 肝臓サポート用はタンパク質材料は消化の良い植物性が多く入っています。
- 脂質はモグニャンが肝臓サポートと比較して半分くらいですが、カロリーがそれほど劣ってないので、逆に良い結果ではないでしょうか
- ミネラル添加にて銅の制限をしているのも特徴です。モグニャンには制限という記載はありません。
- 原材料として、モグニャン、VetSolutionはグレインフリーとなっています。
トータルで見ると、やはりモグニャンより肝臓サポートのキャットフードの方が、肝臓に対しては優しそうですが、当然ですね。
モグニャンは健康な猫ちゃんに対して適切な栄養を補給するように設計されています。また、上記の数値の違いを見ても、肝臓に対してそこまで負担があるとは思えない、非常によいフードだと思います。
モグニャンの肝臓病、肝疾患への影響まとめ
以上が、モグニャンが肝臓病、肝疾患の対策や完全に対して、良いか悪いか、と客観できなデータを見るてみました。
やはり肝臓サポート用のフードに比べると、トータルバランスでは劣っているのはあります。特にタンパク質原料を消化のより良いたんぱく質を使っているのも特徴です。
ミネラルも銅を制限した調整もしっかりされています。モグニャンには制限の記載は特にありません。
ただ、モグニャンは元気な状態の猫ちゃんに対しては、たんぱく質量、脂質料やオメガ脂肪酸などを見ると、非常によいキャットフードだと思います。
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当サイトではその一押しとしてモグニャンをおすすめしていますが、次にカナガンキャットフードや、グランツキャットフードを推しています。
それぞれの口コミ記事が見たい方は、こちらを参照してください。
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