猫ちゃんは結構吐きます。毛玉ができては吐き、お腹がすいては吐き、いろいろな理由で嘔吐します。この吐き戻したものの色や状態からその健康状態がわかるのですが、そもそも吐き戻しがないことがベストだと思います。
総合的な栄養バランスで非常に人気のモグニャンですが、実際、健康に良いのでしょうか。今回はキャットフードもかかわってくる「嘔吐」「吐き戻し」に関する症状について、モグニャンとのかかわりを調べてみました。
結論からすると、嘔吐については、一部食べ物による原因もあり、その原因から嘔吐、吐き戻しについて、モグニャンは改善する手助けになる、と思います。
モグニャンの購入を迷っている方の参考になればと思います。
こんにちは! 本記事の執筆者「ペットフード編集部 ナカジ」といいます。 我が家の猫は、もう何代目か。今回は、三毛の野良ちゃん。 当サイトではアフィリエイト広告を利用しておりますが、ごゆっくりとご覧ください。 |
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猫の嘔吐の原因は、毛玉、食事変化、ストレスなど
以外とたくさんある猫の嘔吐の原因
猫は思いのほか吐く動物です。自分も買うまで知りませんでした。空腹が続いても吐くっていうんで、餌も1日に小分けしてあげないと行かないとか。デリケートな子たちですよねぇ。
ということで、もっとちゃんと動物病院の出している指標を見ますね。猫の嘔吐の原因は下記の通り挙げられています。
- 毛玉:猫は毛づくろいをの毛が胃の中で毛玉として溜まり原因になる
- 急な食事の変更:食事を急に変えると、猫の胃腸に負担をかけ、嘔吐を引き起こす
- 消化器系の炎症や感染症:胃や腸の疾患、感染症などが原因で嘔吐する
- 内臓疾患:腎臓や肝臓、まれに膵臓など内臓に問題があるときに嘔吐する
- 異物の摂取:誤って異物を口に入れることがあり、それが嘔吐の原因になることがあります。
- ストレス:猫はストレスを感じると嘔吐する
※日本動物医療センターグループHPより
というのが挙げられています。
毛玉と食事の変更、胃腸の疾患や腎臓肝臓などに内蔵疾患に対応できるフードかどうか
で、キャットフードが関係しそうな内容を見ると、やはり毛玉、急な食事の変更、消化器の炎症や感染症。感染症は仕方なので炎症なんかは関係しそうですね。
また腎臓や肝臓といったぞきの患ってしまうことが多い猫にとって、キャットフードとしてアシストできるのかどうか、も重要になるでしょう。
キャットフードとして嘔吐に対して効果的かどうかは、下記の通りにまとめらます
では、それぞれどうしたらいいかを見ていきますと。
1.毛玉をケアするキャットフードであること
一つ目の毛玉。これは毛玉用のキャットフードがあるくらいですから、キャットフードで改善できるポイント化と思います。
では、キャットフードのどの部分に注目するかというと、食物繊維、です。どうやってケアするかというと、便と一緒に排出しやすくすること。
そのために、食物繊維の多いフードを与えてあげるのが良いようですね。その辺の数字も含めて、後ほどモグニャンと毛玉ケア用のフードと比べてみたいと思います。
2.急な食事の変化による嘔吐を防ぐには、1週間はかけること
猫はほんとにデリケートですね。キャットフードを突然違うしゅるいに置き換えてしまうのもNGです。食べてくれなくなる猫も多いんじゃないでしょうか。
おおよそのキャットフードに書いてあります。徐々に徐々に変更して、1週間~10日ほどかけて全入れ替えになるように、とのことです。
違うものになると、お腹がびっくりして下痢なども起こしたりします。その点は絶対に注意してください!
3.胃腸炎を起こさないキャットフードであるか
再度に、消化器系の炎症ですが、要するに胃腸炎ですね。こちらは毛玉や異物を食べてしまった場合におこったり、食物アレルギーの場合もあります。
キャットフードで対応できる部分はこの範囲ですね。毛玉については先に挙げた通りです。異物は食べないで!ってなるしかないですが、食物アレルギーは関係してくるでしょう。
特に関連するのは、穀類だと思います。猫は基本的に肉食で、穀類は野生では食べません。それゆえ消化などにもわるく、胃腸に負担がかかります。それもあって、グレインフリーというカテゴリーがあるくらいですからね。
そういう意味では、モグニャンはグレインフリーで、猫の胃腸に優しいキャットフードといえるでしょう!
4.腎臓や肝臓病といった内臓疾患をケアできるか
この内臓疾患になって進行してしまうと、正直、療法食の分野になってしまいます。健康な猫であれば、これらの内臓疾患というよりは、上記の3種類になってくるように思います。
内臓疾患が原因となってきましたら、獣医の元、適切な治療と、療法食での対応が良いと思います。そうなると、モグニャンの出番はちょっとなくなってくるのかなぁ、と思います。
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猫の嘔吐にモグニャンは嘔吐対策に適しているか?
さて、ようやく本題いといってもいいでしょうか。モグニャンは猫の嘔吐に対して、その対策として適しているかどうか。
上記に挙げた理屈からすると、キャットフードの嘔吐対策に求められるのは下記のとおりです。
これらについて、ケア用のフードもありますので、そちらと比較をしていきましょう!
1.モグニャンは毛玉対策になっているキャットフードか
毛玉対策とは一体何かというと、食物繊維が多いかどうか、です。で、その多いかどうかの基準としては、やはり毛玉ケア用のキャットフードとの比較が一番手っ取り早いです。
今回、毛玉対策として選んだフードは下記の3つになります。こちらをモグニャンの食物繊維量と比べるとどうでしょうか。
フード名 | モグニャン | ニュートロ ナチュラルチョイス 毛玉ケア |
サイエンスダイエット 毛玉排出・便通サポート機能 |
アイムス (IAMS) 毛玉ケア |
タンパク質 | 27.0%以上 | 33.0%以上 | 28.5%以上 | 32.0%以上 |
食物繊維 | 5.25%以下 | 11.0%以下 | 10.7%以下 | 3.0%以下 |
カロリー | 379kcal/100g | 365kcal/100g | ー | 388kcal/100g |
給餌量 | 65g | 70g | 70g | 65g |
販売サイト | 公式サイト | amazon | amazon | amazon |
※給餌量は5kgの猫に与える量になります。
上記の通りとなります。食物繊維だけで考えると、アイムスの繊維量より多いですが、ニュートロとサイエンスダイエットと比較すると、半分になります。
消して低い、というわけではありませんが、専用の毛玉ケアフードと比べると少ない、という数値になりますね。
モグニャンは決して食物繊維量が低いわけではないので、健康な猫にあげる分には何ら問題ないと思います!
2.モグニャンは胃腸の炎症に対して適しているキャットフードかどうか
胃腸炎対策としては、やはりアレルギーになる穀類があるかどうかと、お腹に優しい成分があるか。たとえば、乳酸菌のようなものですが、そういった成分も見ていきたいと思います。
毛玉ケアキャットフードと比べてみる
まず、先に挙げた毛玉対策で取り上げた3商品とモグニャンとで比較してみたいと思います。
フード名 | モグニャン | ニュートロ ナチュラルチョイス 毛玉ケア |
サイエンスダイエット 毛玉排出・便通サポート機能 |
アイムス (IAMS) 毛玉ケア |
評価 | △ | ◎ | 〇 | × |
タンパク質 | 27.0%以上 | 33.0%以上 | 28.5%以上 | 32.0%以上 |
原材料の 特徴 |
グレインフリー 白身魚65% |
小麦、コーングルテン | チキン(肉)、チキンミール 玄米、オーツ麦繊維 |
チキンミール、チキンエキス、家禽ミール 米 |
胃腸に 良い成分 |
乳酸菌 オリゴ糖 |
ー | ー | ー |
カロリー | 379kcal/100g | 365kcal/100g | ー | 388kcal/100g |
給餌量 | 65g | 70g | 70g | 65g |
販売サイト | 公式サイト | amazon | amazon | amazon |
やっぱりお腹の調子を考えたフードではないので、軒並みぱっとしない状態ですね。アレルギー材料としては、穀類と肉類もありますが、モグニャンは該当なしです。
一方、毛玉ケアの材料は肉類と、穀類もあるので、両方ともまずいということになります。
また、乳酸菌やオリゴ糖といった、整腸作用のある原材料もモグニャンにはあるのが強いですね。
モグニャンと整腸作用(消化器の改善)のあるフードと比べてみる
専門じゃないのと比べても仕方なたないので、消化器系のサポート用と比較してみました。
比較するキャットフードとして、
フード名 | モグニャン | ロイヤルカナン 療法食 消化器サポート |
ブラバンソンヌ 消化器サポート |
ベッツワン ベテリナリー 消化器ケア |
◎ | 〇 | 〇 | 〇 | |
タンパク質 | 27.0%以上 | 30.0%以上 | 32%以上 | 30.0%以上 |
原材料の 特徴 |
グレインフリー 白身魚65% |
肉類、超高消化小麦タンパク、米、卵パウダー | 白米、チキン、チキン生肉(15%)、トウモロコシグルテン | 鶏肉、ジャスミンライス、コーン、小麦タンパク質分離物、高消化性エンドウ豆タンパク質 |
胃腸に 良い成分 |
乳酸菌 オリゴ糖 |
マンナンオリゴ糖 | マンナンオリゴ糖 フラクトオリゴ糖 |
フラクトオリゴ糖 マンナンオリゴ糖 |
カロリー | 379kcal/100g | 409kcal/100g | 440kcal/100g | 381kcal/100g |
給餌量 | 65g | 60g | 70g | 65g |
販売サイト | 公式サイト | amazon | 公式サイト | amazon |
こうしてみると、専用色モグニャンはかなり
モグニャンとはグレインフリー、原材料にこだわったキャットフード
モグニャンの基本情報
項目 | 内容 |
内容量 | 1.5kg |
価格 | 通常購入:5,038円(1袋) 定期購入:4,5347円(1袋)/4,282円(2袋以上)/4,030円(5袋以上) |
1kg当たりの単価 | 2,686~3,358円 |
5kgの成猫の1日の餌代 | 給与量65g 1日あたり 175~218円 |
対応年齢 | 全年齢 |
カテゴリ | 主食 |
原産国 | イギリス |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 約8mm 俵型 |
主原料 | 白身魚 |
カロリー | 379kcal / 100g |
特徴 | ・ヒューマングレード ・グレインフリー ・着色料、香料不使用 ・欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)基準 ・白身魚65%配合 |
賞味期限 | 未開封:製造日より18か月 パッケージに記載 開封後:できるだけ早めに |
販売会社 | 株式会社レティシアン |
住所 | 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン20F |
電話番号 | 0570-200-012 |
公式サイト | https://www.canagancatfood.co.jp/cart |
販売会社ホームページ | https://laetitien.co.jp/ |
以上がモグニャンの基本情報になります。
モグニャンはグレインフリーで良質なたんぱく質に豊富な野菜やフルーツ
モグニャンの成分は、高たんぱくに程い良いカロリーに、高オメガ脂肪酸
次に、モグニャンの栄養の成分表を見ていきます。
成分 | 量 |
タンパク質 | 27%以上 |
脂質 | 11%以上 |
粗繊維 | 5.25%以下 |
灰分 | 9.5%以下 |
水分 | 5%以下 |
炭水化物 | 41.00% |
オメガ3脂肪酸 | 2.50% |
オメガ6脂肪酸 | 1.30% |
マグネシウム | 0.09% |
ナトリウム | 0.62% |
リン | 1.10% |
カルシウム | 1.30% |
エネルギー(100gあたり) | 379kcal |
栄養成分で見てみますと、こちらは療法食には及ばないものの元気な猫ちゃんなら相当バランスがよいのでは、という値になっていると思います。
高たんぱくに、なんといってもオメガ脂肪酸の値だと思います。モグニャンは白身魚をタンパク質原料とし、かつ、サーモンオイルを使うなど、オメガ脂肪酸を意識しているかのような材料です。
また、水を飲むことで腎臓病や尿路疾患にたいして有用ですが、塩分、ナトリウム量が高いと水を飲むきっけになります。高すぎるのは問題ですが、それほど高くないですが、尿路疾患用の療法食よりは高い、という感じで、ちょうどよいのではないでしょうか。
以上が、モグニャンの基本情報となります。
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モグニャンは嘔吐対策によいのか、悪いフードなのか
以上の通り、モグニャンと嘔吐の原因についてみてきましたが、まとめると以下のような感じでしょうか。
- 毛玉が原因による嘔吐については、毛玉ケア用にくらべると少ないが、一般のキャットフードにしては多い食物繊維量なので、繰り返さない限りはモグニャンで十分に思います。
- 飲水を考えるなら、療法食よりも若干塩分(ナトリウム)の高いモグニャンが良さそう。
- 胃腸炎に関しては、かなりグレインフリーかつたんぱく源材料も魚メインと、消化とアレルギーに対して非常に有利な材料に思います。
- 腎臓病については、シニアという部分も大いにあるのと、やはり療法食にはモグニャンは劣ってしまう印象。
- 健康な猫ちゃんに対しては療法食でなくバランスの良いモグニャンが最適に思います。
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