猫にとっての塩分(ナトリウム)はどのくらい必要で、とり過ぎ、または不足した場合、健康に影響するのか、という心配もあるかと思います。
モグニャンの塩分量は、実はパッケージにはありませんが、問い合わせることで教えてもらえます。モグニャンの塩分量は0.62%となっています。この塩分量は健康な猫にとって全く問題ありません。その根拠など参考事例をもとに解説していきます。
モグニャンを購入しようか迷っている方の参考になればと思います。
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こんにちは! 本記事の執筆者「ペットフード編集部 ナカジ」といいます。 我が家の猫は、もう何代目か。今回は、三毛の野良ちゃん。ちょうど親父がなくなったときに、実家の前で見つけた子。しっかりと健康に長生きしてもらいたいとねがいつつ。 当サイトではアフィリエイト広告を利用しておりますが、ごゆっくりとご覧ください。 |
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猫にとっての塩分(ナトリウム)の必要性は?
猫にとって塩分はは必要なもの!
動物には、塩分は必要ですよね。ただ、過剰に与えてしまえば、もちろん何らか体調の異変が出てしまいますし、不足したらしたで、また体調が悪くなってしまいます。これは人間も同じです。
じゃぁ、どれだけ摂取するのが適切なのか! 実はこれがなかなか難しいとこだと、調べてみるとわかります。
AAFCOというペットフードの基準を作成している規格があるのですが、そちらでも最小量はありますが、上限がありません。最低量としては、0.2%(※注1)と記載があります。
※注1:AAFCO2016年版における犬猫の栄養素プロファイル概要(後編)より
猫が塩分をとり過ぎると腎臓に負担がかかる
上限値はありませんでしたが、だからといって塩分を上げすぎていい、ということはありません。塩分を上げすぎるとどうなるかといいますと、
過剰摂取による血漿(けっしょう)高カリウム濃度が続くと猫の場合、特に腎臓への負担が懸念されます。
※引用元:ペトコトフードHPより
上限はありませんが、塩分をとることでそれを輩出するためにおしっこを必要があます。その際に負担がかかるのが、腎臓です。
なので、もともと腎臓の病気を患っている猫ちゃんには控えたほうがいいですし、健康な猫ちゃんであっても、高い塩分で腎臓に負担をかけ続けるのは、注意が必要でしょう。
猫の塩分不足は尿の排出量低下や嘔吐、食欲低下の原因に
さて、塩分とり過ぎが腎臓に負担になるので、腎臓病を患っている猫ちゃんには気をつけましょう、というのはわかりました。
次に、塩分不足の場合はどうなるか、ですが、下記のとおりです。
体内での必要量が不足した時は、腎臓の尿細菅での再吸収が増加し尿の排出量を低下させてしまいます。
塩分不足は嘔吐やだるさ、食欲低下を引き起こします。
※引用元:ペトコトフードHPより
これを見ると、健康な猫ちゃんにとっては塩分高寄りは、塩分不足を心配したほうがいいように思いますね。
実は人間も塩分控えめに、とよく言われますが、あるコホート試験のデータでは、逆に悪いのでは?という研究もあるくらいです。
なので、AAFCOの基準にもある通り、ある程度の摂取は必要、ということになります。
腎臓病を患った猫にとっての塩分の適正値を持ったフードは?
ここまでの話から、腎臓病を患ってしまって猫ちゃんには塩分を控える、ただし、最低量は摂取しないと、塩分不足でまた別の症状を引き起こしてしまう、というのがわかったかと思います。
また、健康な猫にとっての塩分上限は明示されていません。ただ、腎臓に負担はかかるであろうことはわかりますが、それがどの程度、健康に栄養を与えるのかは、不明です。
じゃぁ、腎臓病になった猫ちゃんの適正値はどうでしょうか。
塩分が少なければ少ないほどよい、というのであれば、最低の推奨値出る0.2%のドッグフードを与えるのが適正、となるでしょう。
現実的な数値を見ますと、100gでの成分量を見ますと
キャットフード | ナトリウム |
モグニャン | 0.62% |
HAPPY CAT 腎臓ケア | 0.4% |
Vet Solution 腎臓サポート | 0.09% |
となっています。他の製品を見ても、だいたい0.4%程度が多いのですが、VetSolutionはたったの0.09%です。ちょっと少なすぎるのでは?という気もしますね。
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モグニャンの塩分は猫の食事として適しています!
モグニャンの基本情報
まずは、モグニャンの一般的な情報から記載していきます。こちらではお値段やどういったフードなのかをわかりやすくまとめてみました。
項目 | 内容 |
内容量 | 1.5kg |
価格 | 通常購入:5,038円(1袋) 定期購入:4,5347円(1袋)/4,282円(2袋以上)/4,030円(5袋以上) |
1kg当たりの単価 | 2,686~3,358円 |
5kgの成猫の1日の餌代 | 給与量65g 1日あたり 175~218円 |
対応年齢 | 全年齢 |
カテゴリ | 主食 |
原産国 | イギリス |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 約8mm 俵型![]() |
主原料 | 白身魚 |
カロリー | 379kcal / 100g |
特徴 | ・ヒューマングレード ・グレインフリー ・着色料、香料不使用 ・欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)基準 ・白身魚65%配合 |
賞味期限 | 未開封:製造日より18か月 パッケージに記載 開封後:できるだけ早めに |
販売会社 | 株式会社レティシアン |
住所 | 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン20F |
電話番号 | 0570-200-012 |
公式サイト | https://www.canagancatfood.co.jp/cart |
販売会社ホームページ | https://laetitien.co.jp/ |
以上がモグニャンの基本情報になります。
もうちょっと各項目で関係しそうなところ詳しくを見ていきましょう。
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モグニャンの原材料
肥満や糖尿病に関して、いい材料、悪い材料、といっても材料からはすぐにわかりませんが、まずはこんな材料を使っている、ということになります。
非常に鮮度やバランスのよい素材を使っていることがわかります。特に、たんぱく質成分の原材料である白身は生で65%と非常に多い分量になっていますね。あとは、実際の成分表でどこまでタンパク質が残っているかですね。
そしてなんといってもグレインフリー。炭水化物、という意味ではジャガイモやサツマイモなどもありますので、どうしても存在します。
いろいろな新鮮食材を使っているので、いろいろな成分があるのは間違いないです。特に必要なオメガ脂肪酸については、たんぱく質原材料が白身魚であるのと、サーモンオイルを加えているので期待できます。
ミネラル類も調整として入っていますが、マグネシウムやナトリウムが下部尿路疾患には関係してきますので、その際にまた見てみましょう。
乳酸菌やオリゴ糖も配合されていますので、お腹の調子を整えるうえでも有利にはたらくでそしょう。
モグニャンの成分表
次に、モグニャンの栄養成分についてみてみましょう。原材料の成分通り、かなりたんぱく質が豊富なフードになっています。
成分 | 量 |
タンパク質 | 27%以上 |
脂質 | 11%以上 |
粗繊維 | 5.25%以下 |
灰分 | 9.5%以下 |
水分 | 5%以下 |
炭水化物 | 41.00% |
オメガ3脂肪酸 | 2.50% |
オメガ6脂肪酸 | 1.30% |
マグネシウム | 0.09% |
ナトリウム | 0.62% |
リン | 1.10% |
カルシウム | 1.30% |
エネルギー(100gあたり) | 379kcal |
タンパク質の27%はキャットフードの中でも比較的高いほうだと思います。材料がよいので、こちらに記載のない成分もかなり高くなっていると思います。
オメガ脂肪酸の数値がその代表的なものだと思いますね。魚を使っている特徴がよく出ていると思います。
また、カロリーも低すぎると問題となります。活動量を補う必要があるわけですが、こちらの数値が低くてもえさの量を多く与える必要が出てきます。
ナトリウムの%としては各フードで低かったりした場合でも、たんぱく質量が少なければ、多く食べて栄養を摂る必要がありますし、カロリーが低ければ、これまた多く食べてエネルギーを得る必要があり、結果として、ナトリウム摂取量も上がります。
それゆえ、健康な猫にとっては、やはりバランスのよい食事、が重要となってくるわけですね。
健康に影響する塩分の上限値がないことを考えると、キャットフード設計に含まれる程度の塩分量は問題ない、むしろその他の栄養とのバランスを重視すれば、モグニャンは非常に良いフード、といえるのではないでしょうか。
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モグニャンの塩分(ナトリウム)視点でのキャットフード適正のまとめ
以上が、モグニャンの塩分が猫のフードとして適正かどうかを考えたときに、適正である、とした根拠になります。
まとめますと。
- 猫への塩分(ナトリウム)の影響は最低値0.2%はあるが、上限はない
- 腎臓病の猫に対してはその負担を考えると控えたほうがよい
- むしろ、塩分不足での尿排出不足や食欲不足の方が影響がおおきそう
- 健康な猫であれば、塩分控えめよりも全体のバランスを考えたほうがいい
となります。
ゆえに、栄誉バランスが非常にすぐれたモグニャンは、塩分量を考えた場合でも猫にとっては非常に良いフードなのでは、と考えます。
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当サイトではその一押しとしてモグニャンをおすすめしていますが、次にカナガンキャットフードや、グランツキャットフードを推しています。
それぞれの口コミ記事が見たい方は、こちらを参照してください。


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