猫ちゃんによくある疾病の一つに、皮膚炎やかゆみがあります。原因のひとつにアレルギーがありますが、グランツキャットフードはアレルギーや皮膚炎の対策や回復に効果があるのかを調べてみました。
結論からすると、グランツキャットフードは市販のキャットフードの中では断然良質であり、プレミアムフードの中でも優秀なキャットフードだといえそうです。そのアレルゲンの少なさや、オメガ脂肪酸など、非常に優れていると思います。
グランツキャットフードの購入を迷っている方の参考になればと思います。
こんにちは! 本記事の執筆者「ペットフード編集部 ナカジ」といいます。 我が家の猫は、もう何代目か。今回は、三毛の野良ちゃん。ちょうど親父がなくなったときに、実家の前で見つけた子。しっかりと健康に長生きしてもらいたいとねがいつつ。 当サイトではアフィリエイト広告を利用しておりますが、ごゆっくりとご覧ください。 |
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グランツキャットフード総合評価
項目 | 評価 |
総合評価 | |
原材料 | |
栄養バランス | |
無添加・アレルゲン | |
コスト | |
獣医推薦 | |
製造、管理 |
こちらの数値の根拠としては、詳しくは、グランツの口コミ記事にて詳しく記載していますので、そちらを参照いただければとおもいます。
グランツキャットフードは高たんぱく原料にこだわったキャットフード
グランツキャットフードの基本情報
項目 | 内容 |
内容量 | 1.5kg(500g×3袋)チキン・サーモン、チキン、サーモンの3種類 |
価格 | 初回:500g+サンプル:980円(送料無料) 2回目以降:1.5kg(3袋)4,800円 |
1kg当たりの単価 | 3,200円 |
5kgの成猫の1日の餌代 | 給与量74g 1日あたり 236円 |
対応年齢 | チキン+サーモン:全年齢 チキン、サーモン:1歳以上 |
カテゴリ | 総合栄養食 |
原産国 | フランス |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 約7mm 三角 |
主原料 | チキン、サーモン ※たんぱく質原料70%以上 |
カロリー | 358、361kcal / 100g |
特徴 | ・グレインフリー ・着色料、香料不使用 ・魚、肉を70%以上配合 ・チキン+サーモン、チキン、サーモンの3種類 |
賞味期限 | 未開封:製造日より12か月 |
販売会社 | GRANDS株式会社 |
住所 | 東京都千代田区東神田1-16-7 東神田プラザビル4F |
電話番号 | 0120-346-176 |
公式サイト | https://grands-pets.com/cat-gr-gfall-tk.html |
販売会社ホームページ | https://grands-pets.com/ |
以上がグランツキャットフードの基本情報になります。
グランツキャットフードはグレインフリーで良質なたんぱく質に豊富な野菜やフルーツ
肥満や糖尿病に関して、いい材料、悪い材料、といっても材料からはすぐにわかりませんが、まずはこんな材料を使っている、ということになります。
脱水チキン 30.00%、フレッシュチキン 15.00%、脱水サーモン 14.00%、チキンファット 10.00%、チキンプロテイン 2.00%、サーモンオイル 0.80%、さつまいも、じゃがいも、エンドウ豆、チコリ、マンナンオリゴ糖、ビール酵母、ユッカエキス、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、グルコサミン、コンドロイチン、ビタミン類(A、D3、E)、アミノ酸類(タウリン、L-カルニチン)、ミネラル類(銅、ヨウ素、鉄、マンガン、セレン、亜鉛)
脱水チキン 27.00%、フレッシュチキン 25.00%、チキンファット 7.00%、チキンプロテイン 6.00%、サーモンオイル 0.80%、さつまいも、エンドウ豆、ひよこ豆、チコリ、ビール酵母、マンナンオリゴ糖、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、ユッカエキス、スピルリナ、グルコサミン、コンドロイチン、ビタミン類(A,D3,E)、アミノ酸類(タウリン,L-カルニチン)、ミネラル類(銅,ヨウ素,鉄,マンガン,セレン,亜鉛)
フレッシュサーモン 25.00%、脱水サーモン 21.77%、チキンファット 5.22%、チキンプロテイン 2.00%、サーモンオイル 1.94%、エンドウ豆、さつまいも、ベジタブルファイバー、ポテトスターチ、ポテトプロテイン、チコリ、ビール酵母、マンナンオリゴ糖、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、ユッカエキス、スピルリナ、グルコサミン、コンドロイチン、ビタミン類(A,D3,E)、アミノ酸類(タウリン,L-カルニチン)、ミネラル類(銅,ヨウ素,鉄,マンガン,セレン,亜鉛)
穀類のないグレインフリーはアレルギーになりにくい
猫ちゃんのアレルギーの原因に、小麦やパンなど、穀類の仕様が上げらえます。大昔、猫が食べてこなかったものを最近になって、となりますので、事実なのでしょう。その点、穀類を一切使わないグレインフリーキャットフードは非常に有効だと思います。
タンパク質はいうまでもなく高いグランツキャットフード
たんぱく質原材料を70%以上使っている、非常に贅沢なキャットフードですし、他の食材もいろいろな種類が用いられているので、出来上がりも素晴らしいフードであると予想されます。
皮膚を作るうえで必須のオメガ脂肪酸はサーモンから
オメガ脂肪酸は魚に多く含まれています。グレインキャットフードはサーモンも多く使われているのと、サーモンオイルが使われています。こちらからオメガ脂肪酸を多く取得できると思います。
ビタミン、ミネラル類は添加でバランスよく
尿路疾患にならないためにもマグネシウムは抑える必要がありますが、ミネラル類はあえて添加していますので調整の意味もあると思います。バランスのよいミネラルは栄養素としても必須ですね!
グランツキャットフードの成分は、高たんぱく質量にオメガ脂肪酸
次に、グランツキャットフードの栄養成分についてみてみましょう。原材料の成分通り、かなりたんぱく質が豊富なフードになっています。
成分 | 量 |
||
フード種類 | チキン・サーモン | チキン | サーモン |
粗タンパク質 | 36.00% | 32.00% | 32.00% |
脂質 | 17.00% | 15.00% | 16.00% |
粗繊維 | 4.50% | 4.50% | 4.50% |
粗灰分 | 8.50% | 10.00% | 9.00% |
水分 | 10.00% | 10.00% | 10.00% |
オメガ6脂肪酸 | 0.70% | 2.00% | 2.30% |
オメガ3脂肪酸 | 0.50% | 0.30% | 1.00% |
リン | 1.10% | 1.00% | 1.00% |
マグネシウム | 0.09% | 0.06% | 0.08% |
ナトリウム | 0.60% | 0.60% | 0.90% |
カルシウム | 1.60% | 1.20% | 1.30% |
代謝エネルギー/100g | 361kcal | 358kcal | 361kcal |
たんぱく質は成分量としても32~36%
グランツキャットフードはタンパク質原材料を70%使用していますので、その結果として成分量になっても30%を超えるかなり高たんぱくなフードに仕上がってます。もちろんタンパク質は皮膚に必須の栄養素ですね。
オメガ脂肪酸が一番多いのはサーモン味
オメガ脂肪酸の量は味によって気変わってきます。最も多いのはサーモン味となり、なんとその含有量は3.3%にもなります。これはかなり高い数値です。
皮膚疾患の猫ちゃんに限らず、上げていきたい数量ですね。
総合して、タンパク質の豊富さや、オメガ脂肪酸などをみると、通常に与える食事としては、グランツキャットフードはほんとに優秀なキャットフードだと思います。
それでは、糖質制限食がどういった数値になっているか比較してみましょう!
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猫の皮膚炎の原因であるアレルギーとは?
まずは、猫のアレルギーにいったいどういったものがあるのかを解説します。ここは動物病院からご意見を伺ってみましょう。
まず、大まかに下記の通りあります。
キャットフード、ということで、3の食物アレルギーのみ関係してくるのでは?とおもいますが、皮膚炎などは皮膚によい成分があるかどうか、ということから、少なからず食べるものも関係してくるとおもいます。
主には、食物アレルギーの部分にはなると思いますが、順番に見ていきましょう。
1.アトピー性皮膚炎
こちらは人間にもありますよね。ほんとに辛そうです。なにかあると、ぼりぼりと。。では、猫のアトピー性皮膚炎はどのような症状なのか、何が原因なのかを、また動物病院さんに伺ってみましょう!
アトピー性皮膚炎の原因
アトピー性皮膚炎(環境アレルギー)は、空気中の花粉、カビ、イエダニ、動物のフケ(皮膚片または毛断片)などの物質に対するアレルギー反応です。
こちらからすると、原因はキャットフードにあるわけではないと思いますね。
アトピー性皮膚炎の治療方法
- 薬物治療、薬用シャンプー、薬用コンディショナーの利用などの抗掻痒療法。
- アレルゲンを除去する。
- アレルギーを引き起こすアレルゲンを少量ずつ注射していく減感作療法。約75%で、症状の軽減。
- 軽度の場合には「エリザベスカラー」やソックスが利用で患部を掻いたり噛んだりするのを物理的に防ぐ。
とりあえず、ここまでグランツキャットフードがどうかかわってくるかは、あまりなさそうです。ただ、皮膚に良い成分といえば、やはりタンパク質、オメガ脂肪酸、ビタミン類となります。グランツキャットフードのそれらの数値を見てみると、
- タンパク質
- オメガ3脂肪酸
- オメガ6脂肪酸
- ビタミンB群、E
ですね。タンパク質は30%以上と、かなり高いキャットフードとなっていますし、オメガ脂肪酸は種類によりますが、プレミアムフードで比較してもかなり高い数値となっています。
ビタミン類は測定値が公開されていないので、残念ながらわかりにくいですが、原材料を見ますと、ビタミン類、特にEは添加されているのと、食材の豊富さから見ると、ビタミンもしっかりあるのでは、と思います。
グランツキャットフードは皮膚に対して非常に良質なキャットフードだと思います。
2.ノミアレルギー性皮膚炎
これは、ちょっとキャットフードに関係しそうにないので、さらっと行きますね。
ノミアレルギー性皮膚炎の原因
ノミの唾液にアレルギー反応を起こして発症する皮膚病
と、名前の通り、ノミが原因となるアレルギーですね。
ノミアレルギー性皮膚炎の治療
ノミを駆除するために、様々なタイプの殺虫剤や成長抑制剤を利用
とりあえず、のみを撃退しましょう、ということですね。ごもっとも言えば、そうですね。こちらはグランツキャットフードに関係することはなさそうなので、次に言いますね。
3.食物アレルギー
大本命ですね。こちらはしっかりと見ていきたいともいます。
食物アレルギーの原因
最も一般的なアレルゲンは、牛肉、乳製品、穀類(小麦、穀物、大豆)、鶏肉、卵
こちらが食物アレルギーの原因材料となります。実はタンパク質原材料がアレルギーの原因になっています。ただ、たくさんのたんぱく質が必要なため、動物性たんぱくはどうしても食べてしまいます。牛、鶏、卵を避けるようなフードがベストですね。
もうひとつ大きな原因は穀類です。こちらは猫にとって必要な栄養ではありませんので、実際にグレインフリーという穀類を使わないフードも多くあります。
グレインキャットフードを見てみますと、たんぱく質の材料は3つの種類になりますので、何かアレルギーが出てしまった猫ちゃんには、サーモン味をおすすめします。
食物アレルギーの診断
ペットに8~12週間以上、低刺激食または除去食を投与する。
除去食には、標準的なペットフードには通常含まれないタンパク質(多くの場合はシカ肉、魚、またはカモ)を使用
要は、アレルギーになるようなものを除いて、それがアレルギーに対して効果があれば、除かれた原料がアレルギーのもとだった、ということですね。
グランツキャットフードを食べてアレルギーになった、となった場合、、だめですね、グランツキャットフードは先に挙げられたアレルギーの原因となるタンパク質原材料がありません!
4.その他の昆虫アレルギー
最後は、その他ということで昆虫アレルギーとなります。ノミアレルギーと似たような感じですね。
蚊やアブがペットのアレルギー性皮膚炎の原因となることもあります。
ノミの場合と同様に、刺咬昆虫から唾液を注入されてアレルギー反応が起こります
こちらも、対策が大事になりますね。原因となる虫をなくす、というくらいしか対処法はないかと思います。
以上で、猫ちゃんのアレルギーの原因と対処法になります。キャットフードが関係しそうなことと、グランツキャットフードがそれにたいしてどう影響するのかを考えてみました。
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グランツキャットフードはアレルギーに対して原因となるのか、それとも対処となるのか
以上の通り、グランツキャットフードとアレルギーについてみてきました。まとめますと、下記のようになります。
- アレルギーの原因としてタンパク質原材料があるが、チキン、チキン・サーモン味には危惧されるチキンが含まれています。
- 穀類もアレルギーの原因となるが、グランツキャットフードは穀類不使用のグレインフリーである
- アトピー性皮膚炎はフードの影響はないが、肌を改善するという意味ではグランツキャットフードは効果的である
上記の通り、グランツキャットフードはアレルギーに対して非常に優秀なキャットフードだとおもいます!
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参考文献・参考サイト
当サイトを作成するにあたり参考にした文献やサイトになります。
- 猫の最適な食餌について
- 環境省_ペットフード安全法基準規格等 [動物の愛護と適切な管理]
- AAFCO(全米飼料検査官協会)
- FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)
- HACCP
- 安全・安心なペットフードをお届けするために(一般社団法人ペットフード協会)
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