去勢・避妊というのは多くの飼い猫ちゃんにとって、通らないといけない道なのではないでしょうか。かくいう、我が家の三毛猫ちゅらさんもやってきたその春にすぐ避妊手術を行いました。去勢、避妊後に気を付けるべき点は、やはり肥満に関する部分だと思います。
そんな去勢、避妊後の猫ちゃんにとって、カナガンキャットフードは肥満防止に効果的か、あるいは栄養などで問題になる点はないかを検証しまあした。
結論としては、去勢・避妊後の肥満対策にとってカナガンキャットフードは非常に有効であること、また、栄養管理においても非常に優秀なキャットフードだということがわかりました。
もちろん、去勢後、避妊後用のフードも市販されていますので、そちらとカナガンキャットフードとを比較してみましょう!
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こんにちは! 本記事の執筆者「ペットフード編集部 ナカジ」といいます。 我が家の猫は、もう何代目か。今回は、三毛の野良ちゃん。ちょうど親父がなくなったときに、実家の前で見つけた子。しっかりと健康に長生きしてもらいたいとねがいつつ。 当サイトではアフィリエイト広告を利用しておりますが、ごゆっくりとご覧ください。 |
カナガンキャットフードの総合評価
項目 | 評価 |
総合評価 | |
原材料 | |
栄養バランス | |
無添加・アレルゲン | |
コスト | |
獣医推薦 | |
製造、管理 |
カナガンキャットフードの口コミなどもありますので、そちらも参照いただけると幸いです。
去勢・避妊後の食事はどうしらいいか
去勢・避妊後の猫ちゃんは肥満に注意!
猫ちゃんの去勢・日年後で気にすべきは「太りやすくなる」ということになります。もともとが大型の猫、たとえば、メインクーンやラグドールなどは、男の子で10kgにもなる場合もあります。
これはもう食事とダイレクトに関係してくる部分ですが、どういった食事にしたらよいのでしょうか。
避妊手術後の食事を選ぶときに、チェックしておきたい3つのポイントを紹介いたします。
- カロリーのコントロール
肥満の対策には一日の摂取カロリーをしっかりと決めることが大切- 尿路疾患の対策
尿路結石が作られるかどうかは、ミネラル成分の摂取量、尿のpH(酸性やアルカリ性)、尿量および尿比重(尿の濃さ)がポイント- 毛玉のケア
これらの食事は食物繊維を豊富に含ませることで、お腹の動きを良くして飲み込んだ毛を自然に排泄させてくれる※引用元:光が丘動物病院グループHPより
これらのことに気を付ける必要があるようです。いろいろ調べてもどこも同じような内容ですので、これはまちがいないようにおもいます。
去勢・避妊後の猫ちゃんはカロリーコントロールが大事
1のカロリーコントロールは、太らないように対策しいましょう、ですね。太る原因はいくつかあるようですね。子宮がなくなった分のカロリー不要や、性欲が食欲に向く、とか、とにかく、肥満になってしまうと、肥満による疾患も出てきますので、注意が必要ですね。
尿路疾患については去勢・避妊関係なく気を付ける点ですが
尿路疾患については、去勢や避妊ということ以外でも気を付けるべき項目だと思います。もっとも猫ちゃんとして多い疾患の一つですからね。
ただ、特に去勢・避妊をした猫ちゃんにとっては、その食事の内容を管理するという点でも、こちらもしっかり見ていくといいのかもしれません。
毛玉ケアも要注意
毛玉のケア、については、ノーマークでした。毛の猫ちゃんはそうでもないようですが、やはり毛の長い子は注意が必要とのこと。
1~3の対策をまとめると、高たんぱく低カロリーで肥満に注意して、尿路疾患のマグネシウムやpHに気を付けて、食物繊維をいっぱい取りましょう!ということのようです。
これらを考慮して、去勢、避妊後ケアキャットフードと、カナガンキャットフードとを比較してみましょう!
以前、すでにカナガンキャットフードについて下部尿路疾患については比較していますので、そちらも参考にしてもらえたらと思います。
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去勢後、避妊後に適切なキャットフードは?
では、猫ちゃん去勢、避妊した場合に適切なキャットフードはというと、上述した内容を考慮すると下記になります。
- 適度なタンパク質量であること
- 低カロリーでも栄養がしっかり取れること
- 下部尿路疾患対策(マグネシウム、pH調整)がされていること
- 食物繊維が豊富であること
が重要となってきます。
ただ、すべてを網羅する、というのは難しいようにも思いますが、ロイヤルカナンやヒルズからは去勢、避妊後の専用ケアフードもあるので、それらの数値と比較していこうかと思います。
それでは、上記に挙げた内容について、それぞれ見ていきたいと思います。
去勢・避妊後の肥満対策でカナガンキャットフードは適切か?
低カロリーの量でしっかりとタンパク質を摂取できるか?
まずは、肥満対策になってきますが、肥満対策として具体的に何が必要かというと、やはり低カロリーでしっかりと栄養が摂れているか、という点になります。
そしての猫ちゃんにとって一番必要な栄養といえば、たんぱく質です。たくさんの食事量をとらずともタンパク質をしかり獲れるかが重要です。
カナガンキャットフードの成分から
成分 | 量 |
|
フード種類 | チキン | サーモン |
タンパク質 | 34%以上 | 34%以上 |
脂質 | 16.7%以上 | 14.8%以上 |
粗繊維 | 3.25%以下 | 3.25%以下 |
エネルギー(100gあたり) | 405kcal | 398kcal |
まずタンパク質量が34%というのはかなり高いです。また、同じく脂質もそれなりにありますので、カロリーもあります。
ただ、たんぱく質量がかなり豊富なので、えさの量としては抑えられます。例えば、100kcal/100gあたりのたんぱく質量という意味では、おおよそ8.5gとなります。
後ほどケア用フードとの比較で出しますが、去勢・避妊後ケア用フードは10gほどになりますので、それほど遜色のない値となっています。
下部尿路疾患にたいしてカナガンキャットフードは適切か
結石の種類と何に気を付けるべきか
結石については、若い子か、お年寄りかでその結石の性質が異なってきます。
- 若いときはマグネシウム量が少なく、ミネラルバランスがよいこと
- お年寄りの場合は、pHが低いことがよい
- いずれもお水をしっかりと飲むこと
とされています。
マグネシウム量はあるがpHは測定値なし
それらの性質を見ていきますと、下記のとおりです。
バランスの良いミネラルとマグネシウム量 | 0.09%と低い値になっています。またミネラルもしっかりと添加しているのと、豊富な野菜、果物を使っている点も良いと思います。 |
低いpH | キャットフードの影響かとしての測定はありませんが、クランベリーといったpHを下げる材料を使っています。 |
お水をしっかり飲ませること | ドライフードなのでフード自体には水分はほとんどありませんが、塩分(ナトリウム量)が0.8%ありますので、お水を求めやすくなります。ただし、決して高い数値ではありません。 |
このように、多くの猫ちゃんがかかりやすい尿路結石については、去勢・避妊後ケア用フードより数値が明確ですし、より良いものでもあったりします。
下部尿路疾患の代表でもある尿路結石については、十分ケア用フードと対抗できるのではと考えます。
毛玉対策は去勢・避妊後のケア用フードと比較してもよい
毛玉について気を付ける点は?
最後に、毛玉についてです。こちらについてはあまり去勢・避妊後には気にされていないようにも思いますが、異物や吐き戻しも含めて、気を付けたいところですね。
毛玉について気を付ける、こうあるといいという点は、
- 食物繊維のおおいフードであること
- 消化の良いフードであること
- お通じの良くなるようなフードであること
が求められます。これは飲み込んでしまった毛を、食物繊維でからめとりながら、便としてしっかり輩出できるように、ということです。
カナガンキャットフードは食物繊維も多く消化や胃腸によいフード
毛玉に対してのカナガンキャットフードの成分としてその効果を検証しましょう。
食物繊維量 | 消化やお腹によい食材 |
3.25% | 60%以上のタンパク質原材料 ヒューマングレードの高品質 グレイフリー オリゴ糖類 |
食物繊維は若干少ないですが、消化とお腹にいい材料はそろったフードだと思います。
参考までに毛玉ケアといわれるフードの食物繊維は3~10%と幅をもっています。
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カナガンキャットフードと去勢後、避妊後ケア用フードとの比較
それでは、カナガンキャットフードを去勢後、避妊後ケア用キャットフードと比較していきますね。
「カナガンキャットフード」と「サイエンスダイエットPRO」「ピュリナワン」の去勢・避妊用のフードとで比較してみました。
全部の原料や成分というわけでなく、上記で挙げた1~3に関係する数値を見ていきましょう。また、同じカロリーを摂る必要がありますので、比較するのにカロリーも掲載しています。
カナガンキャットフード | サイエンスダイエットPRO | ピュリナワン | |
タンパク質 | 34%以上 | 36.0%以上 | 37%以上 |
脂質 | 14.8~16.7%以上 | 8.5%以 | 9%以上 |
食物繊維 | 3.25%以下 | 10.0%以下 | 6%以下 |
マグネシウム | 0.09% | マグネシウムの量を調整 | 0.12% |
ナトリウム | 0.8% | ー | ー |
pH関連 | クランベリー | ー | ミネラルによる調整 |
原料の特徴 主原料 |
グレインフリー タンパク質原料60%以上 |
米、コーングルテン、チキン、小麦グルテン | フィッシュ(サーモン、ツナ)、コーングルテン、 チキンミール、小麦 |
5kg猫の給仕量 | 60g | 70g | 80g |
カロリー | 379kcal/100g | 341kcal/100g | 342kcal/100g |
こちらの3つのキャットフードについて、太らないこと、下部尿路疾患の対策、毛玉対策、について関係する数値を出しています。
- タンパク質量はさすがに避妊・去勢用は高いですが、カナガンキャットフードもほぼ同等です。
- 食物繊維はダントツでサイエンスダイエットになります。
- マグネシウム、ナトリウムについてはカナガンキャットフードは低い値になります。
- 原材料を見ると、カナガンキャットフードがグレインフリーで、他2つは穀物仕様ですし、たんぱく質が原材料のトップに来てません。なのにタンパク質量が多いのは、ちょっと疑問ですが。。
- 毛玉他界策としての食物繊維は及びませんが、消化に良い、整腸作用がある、という点ではカナガンキャットフードが良いと思います。
以上が、3つの商品を比べた特徴となります。
とにかく、ケア用フードはタンパク質量が多い! カナガンキャットフードは正常な成猫に対しては非常に栄養価も豊富で、非常に良いフードですが去勢、避妊後の状況を見ると、なかなか難しいものがありますね。
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カナガンキャットフードの基本情報
カナガンキャットフードの商品情報
まずは、カナガンキャットフードの一般的な情報から記載していきます。こちらではお値段やどういったフードなのかをわかりやすくまとめてみました。
項目 | 内容 |
内容量 | 1.5kg |
価格 | 通常購入:5,038円(1袋) 定期購入:4,534円(1袋)/4,282円(2袋以上)/4,030円(5袋以上) |
1kg当たりの単価 | 2,686~3,358円 |
5kgの成猫の1日の餌代 | 給与量65g 1日あたり 175~218円 |
対応年齢 | 全年齢 |
カテゴリ | 主食 |
原産国 | イギリス |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 約7mm 球状 |
主原料 | チキン、サーモン |
カロリー | 405、398kcal / 100g |
特徴 | ・ヒューマングレード ・グレインフリー ・着色料、香料不使用 ・欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)基準 ・魚、肉を60%以上配合 ・チキンとサーモンの2種類 |
賞味期限 | 未開封:製造日より18か月 パッケージに記載 開封後:できるだけ早めに |
販売会社 | 株式会社レティシアン |
住所 | 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン20F |
電話番号 | 0570-200-012 |
公式サイト | https://www.canagancatfood.co.jp/cart |
販売会社ホームページ | https://laetitien.co.jp/ |
以上がカナガンキャットフードの基本情報になります。
若干お高いプレミアムフード
はやりホームセンターなどの量販店で購入できるフードと比べると、かなりお値段は高くなりますが、これから見ていきますが、かなりよいフードなので検討の余地はありかと思います。
カナガンキャットフードは全年齢に適用できるので、成長途中で餌を変更するといったねこちゃんが嫌がることをしなくて済むのがよいかと思います。
また、子猫でも食べられるように、7mmと小さい粒になってまして、食べ安いように工夫されています。
ペット先進国イギリスでの規格認証
製造に関しては国内工場ではなくイギリスになっていますが、このFEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の厳しいガイドラインを遵守した工場にて生産されているので、安心です。原材料の入荷から厳しくチェックされています!
カナガンキャットフードの原材料
乾燥チキン35.5%、チキン生肉25%、サツマイモ、ジャガイモ、チキンオイル4.2%、乾燥卵4%、チキングレイビー2.3%、 サーモンオイル1.2%、アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、 カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、コロハ、ビタミン類(A、D3、E)、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン)
生サーモン31.5%、乾燥サーモン15%、乾燥ニシン15%、乾燥白身魚14%、サツマイモ、サーモンオイル5%、ジャガイモ、生マス2.5%、ジャガイモタンパク、サーモンスープ2%、 アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、 カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、コロハ、アミノ酸類(メチオニン、リシン)、タウリン、ビタミン類(A、D3、E)、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)
たんぱく質原材料を60%以上も使用!
たんぱく源がチキン、サーモンなどそれぞれで60%以上も使用しているあたりが、はやりお値段にもかかわってくるところではありますし、それだけよいフードだといえます。
サーモンを使ったオメガ脂肪酸もたっぷり
また、カナガンはチキン、サーモンとありますが、サーモンはもちろん、チキンにまでサーモンオイルを使用しているあたり、オメガ3脂肪酸,オメガ6脂肪酸を意識していることがわかります。
グレインフリーで穀物アレルギーも安心
カナガンキャットフードのこだわりの一つとして、あまり消化によろしくない穀物を使用しない、グレインフリーであることもわかります。穀物の代わりに、ジャガイモやサツマイモ、その他野菜果物類をたくさん使っています。
また、整腸作用もある善玉菌の餌になるオリゴ糖を配合するなど、愛猫のお腹の調子も考えた原材料になっているものと思います。
カナガンキャットフードの成分一覧
成分 | 量 |
|
フード種類 | チキン | サーモン |
タンパク質 | 34%以上 | 34%以上 |
脂質 | 16.7%以上 | 14.8%以上 |
粗繊維 | 3.25%以下 | 3.25%以下 |
灰分 | 10.7%以下 | 10.2%以下 |
水分 | 8%以下 | 8%以下 |
オメガ3脂肪酸 | 0.82% | 3.1% |
オメガ6脂肪酸 | 2.99% | 0.8% |
リン | 1.10% | 1% |
カルシウム | 1.58% | 1.4% |
エネルギー(100gあたり) | 405kcal | 398kcal |
高たんぱく質ですが、脂質もちょっと多め
タンパク質が34%と、栄養価として非常に高いフードだと思います。脂質はやや高めの数値だと思いますが、一番必要なたんぱく質が高い比率で摂取できますので、全体の給与量も少なくて済みますし、その分脂肪も摂取しすぎないで済むと思います。
またチキンバージョンも、サーモンバージョンもにサーモンオイルを使うことでオメガ3,6脂肪酸を含むことがわかりますが、はっきり数字でだされると納得ですね! お肌や毛並みがつやつやするのを助けます!
カナガンキャットフードの去勢後、避妊後への影響まとめ
以上が、カナガンキャットフードと、去勢、避妊後ケア用フードとの比較になります。やはり専用のケアフードに対しては、若干タンパク質量は劣ってしまう結果となります。
ただ、同時に、下部尿路疾患や毛玉対策としての数値は、劣るものではありませんでしたし、全体の栄養価や、使われている食材に対しては、かなり良好なキャットフードであることもわかります。
去勢や避妊については多くの猫ちゃんがすることになると思います。去勢・避妊後には食欲がなくなる子もいると聞きます。そういった場合にも、その食いつきの良さはかなりあると思いますので、検討してみる価値はあると思います!
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