タンパク質原材料60%以上、グレインフリーでヒューマングレードの素材で作られるカナガンキャットフードですが、実際の成分量もタンパク質成分が34%と非常に高いです。そんなカナガンキャットフードの糖質量22%程度ですが、それは猫にとって適正なのか、また、糖尿病、肥満の猫への対策としてはどうなのかを調べました。
結論的には、炭水化物22%程度は非常に低い値です。糖尿病ケア用のものより低い値でもあります。健康な猫ちゃんには全く問題ない糖質量だと思いますし、「対策」という観点からは問題ないと思います。
ただし、すでに糖尿病になってしまったり、肥満になってしまった猫ちゃんにあげる場合は、獣医の指導の下、療法食を選択するか話し合ってみたほうが良いかもしれません。
カナガンキャットフードを購入しようか迷っている方の参考になればと思います。
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他のフードも踏まえた糖質(炭水化物)の記事もございますので参考になればと思います。
こんにちは! 本記事の執筆者「ペットフード編集部 ナカジ」といいます。 我が家の猫は、三毛の野良ちゃん。しっかりと健康に長生きしてもらいたいとねがいつつ。 当サイトではアフィリエイト広告を利用しておりますが、ごゆっくりとご覧ください。 |
カナガンキャットフード総合評価
項目 | 評価 |
総合評価 | |
原材料 | |
栄養バランス | |
無添加・アレルゲン | |
コスト | |
獣医推薦 | |
製造、管理 |
こちらの数値の根拠としては、詳しくは、カナガンの口コミ記事にて詳しく記載していますので、そちらを参照いただければとおもいます。
猫にとっての炭水化物(糖質)とは?
猫にとって炭水化物(糖質)とは必要ないもの
自然界での猫の食事を考えると、基本的に炭水化物はありません。動物性のタンパク質と、脂質がメインになります。
それに比べ、通常のキャットフードは40%前後は炭水化物=糖質が入っています。そういったフードを食べ続けるとどうなるのか。
「三鷹獣医科グループのHPにあります -猫の最適な食餌についてー」に詳しく記載ありますので、そちらを見ながら行きましょう!
この炭水化物量の多さが最近になって健康上の問題として提起されています。40%以上の炭水化物は、消化機能の低下(下痢、嘔吐、鼓腸等)や高血糖を引き起こすことがあると報告(Meyer&Kienzle1991)されています。
※引用元:三鷹獣医科グループのHP-猫の最適な食餌についてーより
人間に買われるまで炭水化物をとってこなかった猫にとって、炭水化物を摂りすぎるとどうなるか、というのが書いてあります。
グレインフリーが良い、とされるのは、こういったことからあるのだと思います。また炭水化物=糖質となりますので、高血糖が引き起こされます。これは人間と同じですね。
猫にとって多量の炭水化物(糖質)は体調悪化の元
では、そんな炭水化物(糖質)を本来必要としない猫ちゃんが炭水化物をたくさん撮るとどうなるのか、という問題があります。
また過去の獣医学の文献でも、猫は多量の炭水化物を効率的に利用する能力には限界があると報告されています。例えば、猫の小腸ではスクラーゼ、ラクターゼなどの二糖類の分解酵素の活性が低い(Kienzle1993)、猫の唾液中にはアミラーゼがありません、また膵臓のアミラーゼも、猫の場合は、犬のわずか5%しか産生しません(Kienzle1987,1993)。そのため食餌中の炭水化物の著しい変化には対応ができません。
※引用元:三鷹獣医科グループのHP-猫の最適な食餌についてーより
要するに、炭水化物を処理する能力が、そもそも猫には備わっていない、ということになります。一方、犬にはアミラーゼという人間の唾液にもある酵素があるようですが、人間と犬との歴史は猫よりはるかに長いです。
人間の食事に近いところにいた犬は、徐々に徐々に人間の食べ物に対応するように進化した、とも取れないでしょうか。そもそも人間自体が大昔は狩猟=肉の生活だったのですから。
猫の肥満や糖尿病を治すには低炭水化物、低糖質!
人間によく聞く肥満や糖尿病という病気ですが、猫にもあります。また、その原因もいろいろありますが、人間と同様、糖質(炭水化物)のとりすぎが原因の一つとしてあります。
そして、肥満や糖尿病の治療方法として食事も大きく影響しますし、最近では低炭水化物、高蛋白質が有効であると学会も認め始めています。
最近、欧米では、特に肥満猫にはキャトキンス・ダイエット(これは造語で人間のダイエットの世界では、15年程前に、この低炭水化物食を提唱して、有名となったDr.アトキンスのダイエットをもじって、猫の場合はCatkins’diet(と呼んで話題作りをしているようです)を与えるように勧める欧米の獣医学の栄養学の専門医の意見が多くなりつつあります。
ヨーロッパでは、特に糖尿病の猫にLCHP Diet (低炭水化物・高蛋白)食をと言われ始めていて、論文も出ています。(Br J Nutr. 2012 May;107(9):1402)
※引用元:三鷹獣医科グループのHP-猫の最適な食餌についてーより
実は人間の世界でもこの抵炭水化物(ロカボ)が非常に話題となっているとおもいます。炭水化物(糖質)を摂らないとどうなるか。
それは、脂質からケトン体を作り出し、それを糖質の代わりにエネルギーにする、という機能がそなわっています。サッカー日本代表の長友さんがこのケトン体をエネルギーにして、無尽蔵の体力を、というの言っていますね。
猫がケトン体の体になれば、特に肥満、糖尿病、癌、痴呆、癲癇、アトピーに強い体質の猫になると言えます。ヒトの医学では、スウェーデンがこれまでの低脂肪を改めて、2016年10月に’LCHF’ diet(低炭水化物・高脂肪)食を西側諸国では初めて国として推奨しました。
→猫にはLCHP Diet (低炭水化物・高蛋白)食を勧める。
→人間にもLCHP Diet (低炭水化物・高脂肪・高蛋白)食を勧める?※引用元:三鷹獣医科グループのHP-猫の最適な食餌についてーより
人間よりも猫は動物性の食事しかとってきていない歴史が近いです。まだ体が炭水化物に慣れていない、と思ってもなんら不思議ではありません。
人間については、このケトン体を出すための食事は「ケトン食」といいまして、てんかんの治療法補として確立されています。
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肥満や糖尿病に適したキャットフードは?
ということで、炭水化物(糖質)が猫ちゃんにとって不要な栄養素だというのはなんとなくわかったのではないでしょうか。全くなくてもかまいません。
代わりに肉、魚の動物性のタンパク質と、脂質があれば十分です。猫ちゃんの健康に良いフードの条件として、炭水化物(糖質)の視点からすると以下のようになると思います。
- 生や加工の少ない良い原材料からの高蛋白質
- 低炭水化物、できればグレインフリー
- オメガ脂肪酸や乳酸菌などの栄養素
- バランスの良いビタミン、ミネラル
が重要となってきます。
ただ、すべてを網羅する、というのは難しいようにも思いますが、糖質制限フードも踏まえて、見ていきましょう。
カナガンキャットフードの炭水化物(糖質)は猫の食事として適している?
カナガンキャットフードの基本情報
まずは、カナガンキャットフードの一般的な情報から記載していきます。こちらではお値段やどういったフードなのかをわかりやすくまとめてみました。
項目 | 内容 |
内容量 | 1.5kg |
価格 | 通常購入:5,038円(1袋) 定期購入:4,534円(1袋)/4,282円(2袋以上)/4,030円(5袋以上) |
1kg当たりの単価 | 2,686~3,358円 |
5kgの成猫の1日の餌代 | 給与量65g 1日あたり 175~218円 |
対応年齢 | 全年齢 |
カテゴリ | 主食 |
原産国 | イギリス |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 約7mm 球状 |
主原料 | チキン、サーモン |
カロリー | 405、398kcal / 100g |
特徴 | ・ヒューマングレード ・グレインフリー ・着色料、香料不使用 ・欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)基準 ・魚、肉を60%以上配合 ・チキンとサーモンの2種類 |
賞味期限 | 未開封:製造日より18か月 パッケージに記載 開封後:できるだけ早めに |
販売会社 | 株式会社レティシアン |
住所 | 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン20F |
電話番号 | 0570-200-012 |
公式サイト | https://www.canagancatfood.co.jp/cart |
販売会社ホームページ | https://laetitien.co.jp/ |
以上がカナガンキャットフードの基本情報になります。
糖質制限にはグレインフリー
糖質のもとといえば、やはり炭水化物です。その炭水化物の塊といえば、穀類です。米、麦など。カナガンキャットフードはグレインフリーなのでもちろん穀類はありません。あとは芋などにある炭水化物ですね。
味が2種類で、飽きたときの味変も
カナガンキャットフードは、プレミアムフードではあまり見られない2種類の味があります。サーモンとチキンです。成分が大きく異なるフードを変える際は、下痢や吐き戻しなどが起こるので10日くらいかけて徐々に分量を変えていきますが、同じ種類のフードであれば、その心配はありません。
もし、猫ちゃんが飽きてしまったら、ちょっとしたアクセントで味変もできます。
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カナガンキャットフードの原材料
肥満や糖尿病に関して、いい材料、悪い材料、といっても材料からはすぐにわかりませんが、まずはこんな材料を使っている、ということになります。
乾燥チキン35.5%、チキン生肉25%、サツマイモ、ジャガイモ、チキンオイル4.2%、乾燥卵4%、チキングレイビー2.3%、 サーモンオイル1.2%、アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、 カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、コロハ、ビタミン類(A、D3、E)、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン)
生サーモン31.5%、乾燥サーモン15%、乾燥ニシン15%、乾燥白身魚14%、サツマイモ、サーモンオイル5%、ジャガイモ、生マス2.5%、ジャガイモタンパク、サーモンスープ2%、 アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、 カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、コロハ、アミノ酸類(メチオニン、リシン)、タウリン、ビタミン類(A、D3、E)、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)
タンパク質はいう間でもなく高いカナガンキャットフード
たんぱく質原材料を60%以上使っている、非常に贅沢なキャットフードですし、他の食材もいろいろな種類が用いられているので、出来上がりも素晴らしいフードであると予想されます。
個人的にはサーモン味のほうがオメガ脂肪酸を自然に取れそうだな、という気がしています。アレルギーの心配もいりません!
食物繊維はサツマイモなどから
お通じをよくするためにも食物繊維は欠かせませんが、サツマイモやその他野菜類からしっかりとっていると思います。
ミネラル類は添加でバランスよく
尿路疾患にならないためにもマグネシウムは抑える必要がありますが、ミネラル類はあえて添加していますので調整の意味もあると思います。バランスのよいミネラルは栄養素としても必須ですね!
カナガンキャットフードの成分表
次に、カナガンキャットフードの栄養成分についてみてみましょう。原材料の成分通り、かなりたんぱく質が豊富なフードになっています。
成分 | 量 |
|
フード種類 | チキン | サーモン |
タンパク質 | 34%以上 | 34%以上 |
脂質 | 16.7%以上 | 14.8%以上 |
粗繊維 | 3.25%以下 | 3.25%以下 |
灰分 | 10.7%以下 | 10.2%以下 |
水分 | 8%以下 | 8%以下 |
オメガ3脂肪酸 | 0.82% | 3.1% |
オメガ6脂肪酸 | 2.99% | 0.8% |
リン | 1.10% | 1% |
カルシウム | 1.58% | 1.4% |
代謝エネルギー/100g | 405kcal | 398kcal |
たんぱく質は成分量としても34%以上
カナガンキャットフードはタンパク質原材料を60%以上使用していますので、その結果として成分量になっても、タンパク質成分が34%を超えるかなり高たんぱくなフードに仕上がってます。ただ、反面脂肪もおおくなっていますので、とり過ぎに注意ですね!
炭水化物量は計算上、22%程度
カナガンキャットフードの上記の成分表に炭水化物量の記載がありません。上記成分がすべてではないので、多少他の成分もあると覆いますが、それを差し引いても、炭水化物は22%程度になります。
炭水化物22%、これは非常に小さい値だと思います。
食物繊維量は3.25%とやや低め
食物繊維は重要な要素ですが、ケア用フードでないもので3.25%はやや低めの値ではあります。毛玉ケアなどの専用フードになると10%となってきますが、肥満防止であればそこまでの数値は必要ないのではないでしょうか。
総合して、タンパク質の豊富さや、オメガ脂肪酸などをみると、通常に与える食事としては、カナガンキャットフードはほんとに優秀なキャットフードだと思います。
それでは、糖質制限食がどういった数値になっているか比較してみましょう!
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カナガンキャットフードと肥満対策、糖尿病治療の糖質制限食との比較
それでは、カナガンキャットフードを肥満対策や糖尿病治療に使われる、糖質制限キャットフードと比較していきますね。
「カナガンキャットフード」と「ロイヤルカナン 糖コントロール」「VetSolution 糖尿病サポート」の肥満、もしくは糖尿病対策のフードの数値と比較していきましょう。
全部の原料や成分というわけでなく、上記で挙げた4つの要素に関係する数値を見ていきましょう。また、同じカロリーを摂る必要がありますので、比較するのにカロリーも掲載しています。
カナガンキャットフード | ロイヤルカナン | VetSolusion | |
タンパク質 | 34% | 44.0 %以上 | 34%以上 |
脂質 | 14.8~16.7%以上 | 10.0 %以上 | 9%以上 |
炭水化物 | 22%程度 | (27%以下) | (27%以下) |
食物繊維 | 3.25%以下 | 5.6 %以下 | 10%以下 |
オメガ脂肪酸 | 3.8~3.9% | 測定値なし | 測定値なし |
原料の特徴 主原料 |
チキン、サーモンを主体に60%以上 グレインフリー |
肉類、超高消化性小麦タンパク、タピオカ、超高消化性大豆タンパク | グレインフリー 乾燥鶏肉、タピオカ(20%)、加水分解サーモンタンパク、乾燥豆 |
5kg猫の給仕量 | 60g | 64g | 80g |
カロリー | 398~405kcal | 381kcal | 335kcal |
ロイヤルカナンとVetSolusionには炭水化物の表記はありませんでした。なので、他の栄養素と水分を100%から引いた残りとしています。
- タンパク質量はロイヤルカナンがダントツの44%!ただ、カナガンキャットフードも34%と非常に高いので、十分使えるともいます。
- 療法食の炭水化物は27%以下と非常に少ないですが、カナガンが22%程度と最も低い値をとっています。
- 原材料を見ると、カナガンキャットフードの材料の良さは一目瞭然ですが、VetSolusionもグレインフリーはキープしています。
- オメガ脂肪酸は計算がされてないだけで、ある程度の成分量はあると考えますが、カナガンの3.8%というのは非常に高い数値です。
以上が、3つの商品を比べた特徴となります。
とにかく、糖尿病や糖制限のケア用フードはタンパク質量が多い! ただ、たの栄養素のバランスも考える必要はあると思います。
そう言った意味でも、カナガンキャットフードは健康な成猫に対しての肥満防止であれば、非常に栄養価も豊富で、良いフードです。
ただ、糖尿病になってしまったり、去勢、避妊後で肥満まっしぐらになってしまった猫ちゃんにとっては獣医の指導の下、食事に気を付けたほうがいいでしょう。
カナガンキャットフードの低炭水化物(低糖質)フードとしてのまとめ
以上が、カナガンキャットフードが肥満や糖尿病の対策に関して適切であるかどうか、となります。結論からしたら、糖質制限フードと比較しても、たんぱく質量、炭水化物量といったすうちでは、非常に高いレベルにあり、対策であれば十分機能するのでは、と思います。
カナガンキャットフードは非常にバランスの良い食事だと思いますが、すでに糖尿病を患ってしまっていたり、肥満になってしまった猫ちゃんにあげる場合は、獣医の指導のもと選択するのが良いと思います。
今回の比較では、タンパク質量もかなり高く、炭水化物(糖質)量も低く、脂質が若干多い以外は非常によいフードだと思います。「対策」という点では非常に良いのではないでしょうか!
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当サイトではその一押しとしてモグニャンをおすすめしていますが、次にカナガンキャットフードや、カナガンキャットフードを推しています。
それぞれの口コミ記事が見たい方は、こちらを参照してください。
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