【猫の血尿の原因】カナガンキャットフードと療法食の違いや効果は?

カナガンキャットフードと血尿 キャットフードの情報

カナガンキャットフードは2種類のタンパク質原料60%以上で、グレインフリーということで消化に良く、チキン味ではアレルゲンのないキャットフードとして人気があります。そんなカナガンキャットフードですが、猫ちゃんの血尿に対しては対策や治療の効果はあるのか、調べてみました。

結論からすると、血尿の主な原因、尿路結石の対策については十分機能するのに比べ、腎臓病については発症した場合や効果は弱い、ということがわかりました。

ただ、健康な猫ちゃんにとっては、消化も良く、アレルギーも起こりにくい高栄養価のフードであり、おすすめできるキャットフードであることに変わりはありません。

カナガンキャットフードの購入を迷っている方の参考になればと思います。

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自己紹介 こんにちは! 本記事の執筆者「快適空間編集部 ナカジ」といいます。
我が家の猫は、もう何代目か。今回は、三毛の野良ちゃん。ちょうど親父がなくなったときに、実家の前で見つけた子。しっかりと健康に長生きしてもらいたいとねがいつつ。
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血尿対策、対策におすすめのキャットフードをまとめました。こちらも参考になればと思います。

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カナガンキャットフード総合評価

項目 評価
総合評価 4.5
原材料 4.6
栄養バランス 4.7
無添加・アレルゲン 4.8
コスト 3.5
獣医推薦 4.5
製造、管理 4.8

こちらの数値の根拠としては、詳しくは、カナガンキャットフードの口コミ記事にて詳しく記載していますので、そちらを参照いただければとおもいます。

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猫の血尿の主だった4つの原因

猫 ケア

まずは、猫の血尿の原因について調べてみました。今回見たのは非常にわかりやすくまとまってましたので、越谷どうぶつ病院のものを引用してみます。

まず、大まかに下記の通りあります。

  1. 膀胱炎
  2. 尿道閉塞
  3. 腎臓病(突発性腎出血)
  4. 中毒

松越谷どうぶつ病院より

大まかに、この4種類になります。こちらはまぁどういったサイトを見ても、カテゴリーのくくりといしては違ってくるかもしれませんが、具体的にはこの内容になりますね。

おしっこの問題なのでおしっこを作るところ(腎臓)から、そこを通るところ(尿路)までに見られる疾患とみてよさそうです。

こちらを元にカナガンキャットフードが関係しそうなものを、その原因も含めて考えていきましょう!特に、中毒なんてものは非常に気になりますよね。

1.膀胱炎

こちらは人間にもありますよね。よくおしっこを我慢しすぎるとなるよ!って小さいころ親によく言われましたが。猫の膀胱炎っていったいどういった原因から来るのでしょうか。またそれがカナガンキャットフードと関係してくるのか、見てみましょう。

膀胱炎の原因

  • 細菌感染によるもの
  • 尿結石(結晶)によるもの
  • ストレス
  • 飲水不足によるもの

松越谷どうぶつ病院HPより

と、主に4つの原因を述べられています。カナガンキャットフード、というかフードが関係しそうな項目としては、やはり尿結石ですね。あと、間接的ではありますが、飲水不足も関係してくると思います。

尿路結石については、マグネシウム量とpHが関係してきます。若いころはマグネシウムが少ないほうがよく、年を取るとpHが引くものがよい、となります。

尿路結石については、こちらで詳しくまとめてありますので参考にしていただければと思います。

【効果あり?なし?】カナガンと下部尿路疾患(尿管結石)のキャットフード比較
猫の病気としてもっとも多くあるのが、腎臓と尿管に関するものがあります。そこで、カナガンキャットフードが尿管結石などの下部尿路疾患に対して、その療養食として作られたフードとで、疾患に影響するとされる成分を比較してみました。 結論としては、やは...

この尿路疾患、特に結石については種類によって異なりますが、マグネシウム量とpHが関係してくるところになります。

カナガンキャットフードと尿路結石は?

猫にとって非常におおい疾患になりますので、専用の療法食もあるくらいですから、そちらと比べるとやっぱりカナガンキャットフードの方が適正値は下がりますが、健康な猫にあげるには、栄養バランスや使っている食材など考えると、非常に良いものだと思います!

  • マグネシウム量:0.09%(ミネラル添加で調整もしている)
  • pH:測定値なし ただし、原料でpHを下げるクランベリー入り

飲水不足にカナガンキャットフードは効果あり?

飲水不足については、塩分があると水をとるようになる、といわます。ナトリウム量ですね。ただし、高すぎるのはちょっと問題になりますが、市販のフードで健康被害が出るほどの高い塩分設定はありません。

カナガンキャットフードの塩分、ナトリウム量は0.62%と尿路疾患の療法食によくある0.4%よりは高いですが、お水を飲んでくれる、という観点からすると適切な値なのではと思います。

膀胱炎に関しては、下部尿路疾患で療法食が必要な状態まで起こしてないようならカナガンキャットフードは非常に良いフードだと思います!

2.尿道閉塞

これは、ちょっとキャットフードに関係しそうにないとおもいましたが、細かい結石が関係するとなると、尿路疾患の部類になってきますので、1の膀胱炎との感れになってきますね。

結局は下部尿路疾患と関係がある、ということですね。

尿路閉塞の原因

細かい結石や、膀胱内の炎症性タンパクが栓となり、尿道内を閉塞させた状態。

閉塞を繰り返す場合は、炎症や結晶により傷ついて尿道の内腔が細くなっている可能性がある。

松越谷どうぶつ病院HPより

これだけをみちゃうとホントに大変な症状に思います。人間でも尿道に結石がはいってきたら激痛ですよね。私はなっととないですが!

そうなると、結論的には、下部尿路疾患の療法食には若干劣ってしましますので、猫ちゃんの状態を見てフードを選択しましょう、となりますね。

3.腎臓病(突発性腎出血)

こちらもシニア猫に特有の病気になってきますね。原因というのはもう加齢によるところだと思います。

腎臓病(突発性腎出血)の原因

高齢の猫に多い腎臓病でも血尿が見られる

高齢の猫にとって慢性的な疾患だとおもいます。ただ、食事を気を付けることで進行を遅らせたり、ということにはなると思います。

腎臓病については、フードについては下記の数値が気にすべき点です。

  1. しっかりと水分補給できることであること
  2. あまりタンパク質成分量が高くないこと
  3. DHA(オメガ脂肪酸)がしっかりとれること

が、フードに求められる点です。

グレンキャットフードはを検証すると、

  1. ナトリウム量は平均的で、お水を普通に飲むレベルの塩分量
  2. タンパク質成分は34%となっており、それなりに高い部類になる
  3. オメガ脂肪酸は味により差が大きく、サーモン味が高く3.9%もある。

上記のことから、腎臓病を懸念する方は、サーモン味(タンパク質34%、オメガ脂肪酸3.9%)を選択するとよいと思います

ただ、チキン味も高たんぱく34%にオメガ脂肪酸が3.8%と高いので良いと思いますが、チキンがアレルゲンともなります。

すでに腎臓病を患ってしまっていた場合、こちらは療法食がありますので、医師の指導の下どういったフードを上げるか、相談しましょう

4.中毒

最後は、中毒、ですね。これはキャットフードがどうのこうの、ではないですね。非常に危険ですので、口にさせないように気を付けましょう!

中毒の原因

玉ねぎなどのネギ類の中毒により血球が破壊され、血尿が見られます

タマネギ中毒は玉ねぎ以外にもニンニクを含む食料や植物の球根の誤食でも引き起こされることがあります

あと、にんにくもダメって言いますよね。あまり食べそうな猫もいないようにも思いますが、わかりせん。うちのちゅらさんは、刺身を上げても食べないくらいなので、よっぽど大丈夫だとはおもいますが、何がきっかけで口にしちゃうかわかりませんから、気を詰めないといけませんね。

以上、各血尿の原因と、カナガンキャットフードだとどうか、というところでした。

カナガンキャットフードの血尿に対する効果のまとめ

猫 食事

以上の通り、カナガンキャットフードと血尿の原因についてみてきましたが、まとめると以下のような感じでしょうか。

  • 膀胱炎については、その原因のひとつである結石については、一般的なフードよりはカナガンキャットフードは良いものと考える。
  • 飲水を考えるなら、療法食よりも若干塩分(ナトリウム)の高いカナガンキャットフードが良さそう。
  • 腎臓病については、シニアという部分も大いにあるのと、やはり療法食にはカナガンキャットフードは劣ってしまう印象。
  • 健康な猫ちゃんの腎臓病対策という点では、サーモン味がおすすめです。
  • いろいろな疾患もそうですが、健康な猫ちゃんに対しては療法食でなくバランスの良いカナガンキャットフードが最適に思います。

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カナガンキャットフードの血尿対策効果を商品スペックより解説

カナガンキャットフード 口コミ

カナガンキャットフードの基本情報

まずは、カナガンキャットフードの一般的な情報から記載していきます。こちらではお値段やどういったフードなのかをわかりやすくまとめてみました。

項目 内容
内容量 1.5kg
価格 通常購入:5,038円(1袋)
定期購入:4,534円(1袋)/4,282円(2袋以上)/4,030円(5袋以上)
1kg当たりの単価 2,686~3,358円
5kgの成猫の1日の餌代 給与量65g 1日あたり 175~218円
対応年齢 全年齢
カテゴリ 主食
原産国 イギリス
タイプ ドライフード
粒の大きさ 約7mm 球状
主原料 チキン、サーモン
カロリー 405、398kcal / 100g
特徴 ・ヒューマングレード
・グレインフリー
・着色料、香料不使用
・欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)基準
・魚、肉を60%以上配合
・チキンとサーモンの2種類
賞味期限 未開封:製造日より18か月 パッケージに記載
開封後:できるだけ早めに
販売会社 株式会社レティシアン
住所 東京都中央区京橋2-2-1
京橋エドグラン20F
電話番号 0570-200-012
公式サイト https://www.canagancatfood.co.jp/cart
販売会社ホームページ https://laetitien.co.jp/

以上がカナガンキャットフードの基本情報になります。

タンパク質原料60%以上、グレインフリー

猫ちゃんの必須の栄養であるタンパク質をふんだんにつかっているのと、最もアレルギーになりうる穀類がないグレインフリーというだけで、良いフードであることがわかります。

味が2種類で、飽きたときの味変も

カナガンキャットフードは、プレミアムフードではあまり見られない2種類の味があります。サーモンとチキンです。成分が大きく異なるフードを変える際は、下痢や吐き戻しなどが起こるので10日くらいかけて徐々に分量を変えていきますが、同じ種類のフードであれば、その心配はありません。

もし、猫ちゃんが飽きてしまったら、ちょっとしたアクセントで味変もできます。

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カナガンキャットフードの原材料

カナガンキャットフード

血尿、その原因である尿路疾患や腎臓病に関して、いい材料、悪い材料、といっても材料からはすぐにわかりませんが、まずはこんな材料を使っている、ということになります。

【チキン】
乾燥チキン35.5%、チキン生肉25%、サツマイモ、ジャガイモ、チキンオイル4.2%乾燥卵4%、チキングレイビー2.3% サーモンオイル1.2%、アルファルファ、クランベリーマンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、 カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、コロハ、ビタミン類(A、D3、E)、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン)
【サーモン】
生サーモン31.5%、乾燥サーモン15%、乾燥ニシン15%、乾燥白身魚14%、サツマイモ、サーモンオイル5%、ジャガイモ、生マス2.5%、ジャガイモタンパク、サーモンスープ2%、 アルファルファ、クランベリーマンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、 カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、コロハ、アミノ酸類(メチオニン、リシン)、タウリン、ビタミン類(A、D3、E)、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)

チキン味は、チキン自体がアレルゲンになる

たんぱく質原材料を60%以上使っている、非常に贅沢なキャットフードですし、他の食材もいろいろな種類が用いられているので、出来上がりも素晴らしいフードであると予想されます。ただ、チキン味にあるチキンと卵は、アレルギーの現認になる可能性があります。

サーモン味はアレルゲンフリー

一方、サーモン味は完全いアレルゲンフリーです!原因の切り分けにつかえますので、非常に良いですね。

腎臓病の対策にオメガ脂肪酸

カナガンキャットフードはチキン味にしろ、サーモン味にしろ、サーモンオイルをつかっていることから、オメガ脂肪酸は成分として含まれることが予想されます。

欲を言うなら、サーモン自体から摂れればというのはあるので、サーモン味を押したいところですね。

ビタミン、ミネラル類は添加でバランスよく

皮膚の回復においてビタミンは非常に重要となってきます。いろいろな新鮮な原材料がありますので、いろいろな栄養素があると思いますし、ビタミンも添加されていますので、かなりバランスは良いと思います。

尿路疾患にならないためにもマグネシウムは抑える必要がありますが、ミネラル類はあえて添加していますので調整の意味もあると思います。バランスのよいミネラルは栄養素としても必須ですね!

カナガンキャットフードの成分表

カナガンキャットフード

次に、カナガンキャットフードの栄養成分についてみてみましょう。原材料の成分通り、かなりたんぱく質が豊富なフードになっています。

成分
フード種類 チキン サーモン
タンパク質 34%以上 34%以上
脂質 16.7%以上 14.8%以上
粗繊維 3.25%以下 3.25%以下
灰分 10.7%以下 10.2%以下
水分 8%以下 8%以下
オメガ3脂肪酸 0.82% 3.1%
オメガ6脂肪酸 2.99% 0.8%
マグネシウム 0.09% 0.09%
ナトリウム 0.25% 0.25%
リン 1.10% 1%
カルシウム 1.58% 1.4%
代謝エネルギー/100g 405kcal 398kcal

たんぱく質は成分量としても34%以上

カナガンキャットフードはタンパク質原材料を60%以上使用していますので、その結果として成分量になっても、タンパク質成分が34%を超えるかなり高たんぱくなフードに仕上がってます。ただ、反面脂肪もおおくなっていますので、とり過ぎに注意ですね!

オメガ脂肪酸の高さが際立つ

オメガ脂肪酸がとにかくたくさんあります。3.81~3.9%と非常に高いです。オメガ脂肪酸は皮膚や毛並みの形成にかかわってくる必須栄養素ですので、たくさんあると非常に助かりますね。

マグネシウム量はすくなく0.09%

気になるマグネシウム量は0.09%と少なくなっています。こちらは結石の関係で各社気を使っているところだと思いますし、ミネラルも添加しているのでバランスよく配合されていることでしょう。

こちらは成分表には記載がありませんが、問い合わせるとすぐに教えてもらえます。

総合して、タンパク質の豊富さや、オメガ脂肪酸などをみると、通常に与える食事としては、カナガンキャットフードはほんとに優秀なキャットフードだと思います。

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