猫の目やが多いのは病気のサイン？食事で改善するおすすめフード！

猫の目やには、健康状態や食事内容と密接に関係しています。特にフードの栄養バランスが不十分だと、目やにが増える原因になることもあります。

AAFCOやFEDIAF、農林水産省が示す成猫用栄養基準を満たしたフードを選ぶことは、日々の健康管理に欠かせません。また、腸内環境や免疫力にも配慮された製品を選ぶことが、目やに対策にもつながります。

市販される多くのフードの中でも、モグニャンやグランツは、高品質な原材料を使用し、動物性たんぱく質中心で消化吸収が良く、皮膚・被毛の健康維持に優れているため、目やにケアを意識する飼い主に特におすすめです。

フード選びを工夫することで、毎日の健康サポートがより効果的になります。

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１．はじめに — なぜ「目やに」は気になるのか？

猫の目やにが増えると、「病気なのでは？」と不安になる飼い主は多くいます。正常な目やにと、受診が必要な異常な目やにの違いを知ることは、猫の健康を守るうえでとても重要です。特に、色・量・頻度がいつもと違う場合は、目の炎症や感染症が隠れている可能性もあります。

この章では、飼い主が気にする理由と、放置した場合のリスクについて分かりやすく解説します。

目やにが出る理由と、飼い主が気にする背景

猫の目やには「正常な場合」と「病気のサインの場合」があり、飼い主はその違いを判断しづらいため、不安につながりやすい症状です。

● 目やにが出る主な理由

種類	説明	例
生理的（正常）	目の老廃物を排出する自然な反応	透明・茶色・少量
炎症・感染	ウイルス・細菌・アレルギーなど	黄・緑・ベタつき
環境要因	ホコリ・乾燥・刺激など	軽度〜中程度

● 飼い主が気にしやすい理由

• いつもと違う色や量は病気を連想しやすい
• 症状の進行が早い場合がある
• 目は猫の体調変化が表れやすいため

放置のリスク／注意すべきサイン

猫の目やにを放置すると、炎症の悪化や視力への影響につながることがあり、早期チェックがとても重要です。

● 放置のリスク

• 炎症が悪化して痛みが強くなる
• 結膜炎や角膜炎へ進行
• 視力低下や角膜の傷の悪化
• 感染症が長引き慢性化する可能性

● 注意すべきサイン

• 黄色・緑色・膿のような目やに
• 片目だけ大量に出る
• 目をしょぼつかせて開きにくい
• 涙が止まらず流れ続ける
• 赤み・腫れ・痛がる行動がある

まとめ

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２．目やにとは？その正体と種類

猫の目やには、涙や老廃物、ホコリなどが混ざって固まったもので、必ずしも病気とは限りません。ただし、色や粘度によっては炎症や感染のサインである可能性もあり、正常な目やにとの違いを知ることが大切です。

この章では、日常的に見られる生理的な目やにと、受診を検討すべき病的な目やにの特徴を整理し、見分け方をわかりやすく解説します。

生理的な目やに（正常な分泌）

正常な目やには、自然な涙の働きで生じる老廃物が固まったもので、多くの猫で日常的に見られる軽度の症状です。

● 正常な目やにの特徴

項目	内容
色	透明・薄茶色・黒っぽい少量のカス
質感	乾燥してパリッとしている／軽く拭けば取れる
量	少量で、毎日拭く必要がない場合が多い
出方	両目に均等に少しつく程度

● なぜ出る？（原因）

• 目の老廃物を外へ排出する自然な働き
• ホコリや毛が入り、涙と混ざって固まる
• 睡眠中の分泌物の蓄積

● 正常範囲の判断

• 色に濁りがない
• 大量に出ない
• 目の赤みや痛みのサインがない

病的な目やに（色・粘度で見る分類）

病的な目やには、色や粘度が大きく変化し、感染症や炎症など目のトラブルのサインになるため注意が必要です。

● 病的な目やにの種類と特徴

種類	色・質感	主な原因
黄・緑色のドロッとした目やに	粘度が高い／膿状	細菌感染・結膜炎
茶色〜黒でベタつく	油分が強い	アレルギー・皮脂過多
大量の涙＋透明な目やに	涙が止まらない	涙管閉塞・流涙症
片目だけ大量に出る	偏りあり	外傷・異物混入

● 病的の可能性が高いサイン

• 色が濃く、においがある
• ベタつきが強く、ふき取ってもすぐ出る
• 目の赤み・腫れ・まばたきが増える
• 片目だけ異常に多い
• 食欲・元気の低下を伴う

まとめ

３．目やにが増える原因と考えられる病気

猫の目やにが急に増えたり、色や粘度が変化した場合、その背景にはさまざまな病気が隠れていることがあります。特に感染症や炎症性のトラブルは進行しやすく、放置すると目の痛みや視力への影響につながることもあります。

この章では、目やにを引き起こす代表的な病気や原因を整理し、飼い主が早期に気づくためのポイントをわかりやすく解説します。

感染症（ウイルス／細菌）

感染症は猫の目やにの原因として最も多く、特にウイルスや細菌が目の炎症を引き起こし、粘度の高い目やにを増加させます。

● 主な感染症と特徴

病名	主な症状	目やにの特徴
猫風邪（ヘルペス・カリシ）	くしゃみ、涙、発熱	黄色・緑色、粘度が高い
細菌感染	目の腫れ、痛み	膿のような目やに
クラミジア感染	強い結膜炎	ベタつきのある大量の目やに

● 見分けるポイント

• 粘り気の強い黄〜緑色の目やに
• くしゃみ・鼻水・元気低下を伴う
• 片目から始まり、両目に広がることも

結膜炎・角膜炎・外傷

炎症や外傷は、目の表面にトラブルが起きた際に発生し、痛みや赤みとともに目やにを増やす原因となります。

● 主な原因

• 結膜の炎症（ウイルス・アレルギー・刺激）
• 角膜の傷（ケンカ・爪・異物）
• まつげの異常や逆さまつげ

● 症状の特徴

状態	特徴
結膜炎	赤み・涙・目やに増加
角膜炎	眩しがる・目を開けづらい
外傷	片目だけ急に悪化／痛がる

アレルギー・環境要因（ホコリ、花粉）

環境刺激やアレルギーは、目に負担を与え涙や目やにを増やすことがあり、季節性で症状が悪化するケースもあります。

● 具体的な要因

• 花粉・ハウスダスト
• タバコやアロマの煙・香料
• 乾燥した空気・埃っぽい室内

● 症状の傾向

• 透明〜白っぽい目やに
• 目をこする仕草が増える
• 涙が多く流れる

涙管閉塞・流涙症 など

涙が正しく排出されないと、常に目が濡れた状態になり、目やにが増えるほか、涙やけにつながることもあります。

● 主な特徴

原因	説明
涙管閉塞	涙の通り道が詰まり、常に涙が溢れる
流涙症	涙の量が増え、目の周りが濡れ続ける

● 症状のサイン

• 片目だけ常に濡れている
• 涙で被毛が変色
• 涙＋透明な目やにが増える

まとめ

４．食事（フード）ができる「目の健康サポート」 — なぜ重要か

猫の目の健康は、日々の食事から大きく影響を受けます。特に、タンパク質や必須脂肪酸、ビタミンA、抗酸化成分など、目の機能を支える栄養素が不足すると、炎症の悪化や涙の質の低下につながることがあります。

目やにが増えやすい猫ほど、体の内側からケアできる栄養バランスが重要です。この章では、目の健康に役立つ栄養素と、年齢や体質に合わせたフード選びの考え方をまとめます。

目に関係する栄養素（タンパク質、必須脂肪酸、ビタミンA、抗酸化物質）

目の健康には、炎症を抑え、粘膜を守り、細胞を修復するための栄養素が欠かせません。特に以下の4つは重要です。

● 目の健康を支える主要栄養素

栄養素	役割	多く含む食品／原材料
タンパク質	眼組織の修復・涙の質維持	チキン、魚、卵
必須脂肪酸（オメガ3）	炎症を抑え、涙の潤いを保つ	サーモン油、亜麻仁
ビタミンA	角膜・粘膜の健康維持	レバー、卵黄、緑黄色野菜
抗酸化物質	細胞の酸化ストレス軽減	ビタミンE、ブルーベリー

● 栄養不足で起こりやすい問題

• 涙が濃くなりベタつく
• 目の炎症が治りにくい
• 粘膜が弱く、目やにが増えやすい

ライフステージ別・病歴別の考え方

猫の年齢や過去の病気によって、必要な栄養バランスやフードの選び方は大きく変わります。

● ライフステージ別の考え方

ステージ	注意点
子猫	高タンパク・高脂肪で成長をサポート。免疫力も大切。
成猫	適正体重維持と、抗酸化を意識したバランス食を選ぶ。
シニア猫	抗酸化物質・オメガ3が重要。炎症対策を強化。

● 病歴・体質別のポイント

• アレルギー体質：単一タンパク源やグレインフリーが合う場合あり
• 涙やけ・流涙症がある猫：オメガ3強化＋消化しやすい配合
• 慢性炎症がある猫：抗酸化成分が豊富なフード
• 過去に目の感染症歴がある猫：免疫サポート成分（βグルカンなど）も有効

まとめ

５．【重要】おすすめキャットフード（目やに・目の健康ケア向け）

猫の目やに対策には、フード選びも重要です。透明で軽い目やに、涙やけ、慢性的な目やになど、症状や猫種、ライフステージに応じて適したフードを選ぶことがポイントです。ここでは、12種類のおすすめフードを一覧でご紹介します。

各フードには、症状別の選び方の目安とおすすめ理由を添え、フード名をリンクにしますのでこちらから詳細情報や成分を確認できます。まずは一覧で比較して、愛猫に合うフードの選定を始めましょう。

フード名	おすすめ理由（症状・目的別）
モグニャンキャットフード	透明・軽度の目やにや涙やけの予防に。魚由来の高たんぱくとオメガ3脂肪酸で涙腺や粘膜をサポートし、健康な目の維持に役立つ成猫向けフード。
グランツキャッフード （チキン）	涙が多く目やにが出やすい猫や長毛種に。自然素材中心でビタミンA・タウリン配合により目の健康と被毛のケアを同時にサポート。
カナガンキャットフード （チキン）	軽度〜中程度の目やにや涙が出やすい猫に。消化に優しく抗酸化成分も豊富で、目の健康を守りながら免疫サポートも可能。
ジャガーキャットフード	長毛種や慢性的な目やににおすすめ。高たんぱく・低炭水化物で涙や皮脂のバランスを整え、被毛ケアにも有効。
モグニャンキャットフード ライト	太り気味で涙や目やにが出やすい猫向け。カロリー控えめながらオメガ3脂肪酸や高たんぱくで、体重管理と目の健康を同時にサポート。
犬猫生活キャットフード （国産の生鶏肉味）	軽度〜慢性の目やに、涙やけが気になる敏感な猫向け。乳酸菌配合で腸内環境を整え、免疫力をサポートすることで目やに改善を補助。
ヒルズ i/d療法食 （消化器ケア）	涙や目やにが出やすく、泌尿器や腸内環境にも配慮が必要な猫に。ビタミン・抗酸化物質が目の健康維持に役立つ。
アカナ ワイルドプレイリー	肥満気味で涙や目やにが出やすい猫向け。低カロリーながら高たんぱく・オメガ3脂肪酸配合で、体重管理と目の健康を両立。
ピュリナワン F.L.U.T.H.ケア	涙や目やに、泌尿器トラブルが気になる猫向け。抗酸化成分と必須脂肪酸で目やに予防と健康維持をサポート。
Ziwi Peak エアドライ （ラム）	慢性的に目やにが出やすく、アレルギーや消化器が弱い猫向け。高たんぱく・低炭水化物で免疫力と目の健康を内側からサポート。
ナチュラルチョイス 穀物フリー （アダルトチキン）	目やにや涙やけが気になる穀物に敏感な猫に。消化に優しい設計で、健康な涙腺や目の粘膜維持を補助。
GO! ソリューション グレインフリー	アレルギー体質や消化器が敏感な猫、慢性的な目やにに。穀物不使用で消化に優しく、必須脂肪酸・抗酸化成分で目やに改善の補助に。

おすすめ１：モグニャンキャットフード
白身魚主体で涙やけ・軽度の目やにを内側からケアする消化に優しい高タンパクフード

モグニャンは白身魚を中心にした高タンパク設計で、消化がしやすく、涙やけや軽度の目やにが出やすい猫に適したレシピが特徴です。オメガ3脂肪酸を含む魚由来の栄養が目の粘膜をサポートし、透明〜薄い色の目やにが出やすい猫の健康維持に役立ちます。

また着色料・人工保存料不使用で、食物アレルギーによる目の不調が心配な猫にも配慮。日常的な目のケアを食事から進めたい飼い主さんに向いています。

おすすめする猫ちゃん・飼い主さん

おすすめしない猫ちゃん・飼い主さん

このフードの特徴

特徴	内容
白身魚主体	消化しやすく目の粘膜維持に役立つタンパク質源
グレインフリー	穀物不使用でアレルギーによる目やに悪化を予防
オメガ3脂肪酸	涙腺・粘膜サポートで涙やけケアにも有効
無添加設計	着色料・人工保存料不使用で刺激を抑える
毎日食べやすい味	魚好きの猫に香りがよく、食いつきが安定
小粒タイプ	子猫〜シニアまで食べやすい形状

目やに以外にも期待できる効果・効能

• 魚由来のオメガ3が皮膚を整え、フケやかゆみの軽減に役立つ
• 高タンパクで健康的な筋肉維持に貢献し、活動量の低下を防ぐ
• 消化しやすいレシピで便の状態を整え、腸内環境をサポート
• 無添加設計がアレルギー反応を抑え、体調管理に有効

与える際の注意点・デメリット

• 魚が苦手な猫には食いつきが弱い場合があるため注意
• グレインフリーでもカロリーは高めなので量管理が必要
• 持病がある場合は療法食との併用に注意が必要

基本情報

項目	内容
価格（公式）	1.5kg 税込 約5,800〜7,200円（販売店により変動、楽天・Amazon参照） 公式サイト：定期コース最大20％オフ：4,682円
対象年齢	全年齢（オールステージ）。
原産国	イギリス（UK製造）。
メーカー	販売：株式会社レティシアン／製造：英国工場にて生産。
主原材料	白身魚65%、タピオカ、ジャガイモ、エンドウ豆たんぱく、サーモンオイル、フィッシュスープ、クランベリー 等。
成分（保証分析値）	たんぱく質 27%以上、脂質 11%以上、粗繊維 5.25%以下、灰分 9.5%以下、水分 5%以下、代謝エネルギー 約379kcal/100g。
栄養補助材料	オメガ3 約2.5%、オメガ6 約1.3%、乳酸菌、オリゴ糖、クランベリー、サーモンオイル 等。
特記事項	グレインフリー、人工保存料・着色料不使用、ヒューマングレード基準原材料、粒の形：俵型（約6×8mm）、賞味期限：製造から18ヶ月。

編集部からのおすすめコメント

モグニャンは白身魚主体で、涙やけや軽度の目やにが出やすい猫に向いた消化の良いフードです。オメガ3による粘膜サポートや無添加設計がメリットで、アレルギーが気になる猫にも適しています。日常的な目のケアを食事から整えたい飼い主に最適です。

＼プレミアム系のフードで総合評価は一押しです！／モグニャンキャットフードの公式サイトはこちら

当サイトでもモグニャンキャットフードの実食レビューと口コミをまとめた記事、モグニャンの定期コースの申し込みや解約方法もありますので、そちらも参考になればと思います！

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おすすめ２：グランツキャッフード チキン
チキン中心＆グレインフリーで、目やに・涙やけをケアしつつ高タンパクを維持するバランス食

グランツ キャットフード チキンは、脱水チキン・フレッシュチキンなど鶏肉主体の高タンパク設計で、穀物を使わないグレインフリー。オメガ脂肪酸やタウリン、ブルーベリー・クランベリーなどの成分で、涙腺と粘膜、被毛の健康を内側から支えます。

軽い目やにや涙やけ、皮膚の健康維持を望む猫にぴったりで、また消化の良さから敏感な猫にも優しいフードです。全年齢対応または成猫向けラインで、ライフステージに応じた選び方ができるのもメリットです。

おすすめする猫ちゃん・飼い主さん

おすすめしない猫ちゃん・飼い主さん

このフードの特徴

特徴	内容
高たんぱく設計（粗タンパク質32%前後）	筋肉・粘膜・涙腺の維持に有効
グレインフリー（穀物不使用）	穀物アレルギーや消化負担を避けたい猫にも配慮
オメガ脂肪酸・タウリン・ビタミン配合	粘膜・皮膚・被毛・目の健康をサポート
無添加設計（着色料・保存料不使用）	敏感な体質の猫にも安心
動物性原料中心＆野菜・果物配合	栄養バランスが良く、総合食としての完成度が高い
小分けパックあり	保存・給餌のしやすさと鮮度保持に配慮あり
尿路ケア成分としてクランベリー等含有	涙やにだけでなく尿路・泌尿器の健康にも配慮

目やに以外にも期待できる効果・効能

• 高タンパクで筋肉の維持・身体機能のサポートに。
• オメガ脂肪酸で被毛に艶と健康を促進。
• グレインフリーでアレルギー性皮膚炎や消化不良のリスク軽減。
• クランベリー等で尿路の健康維持に貢献。

与える際の注意点・デメリット

• 高タンパクゆえ腎臓疾患の猫では獣医の確認が必要。
• 鶏肉主体のため嗜好が合わない猫には食いつき悪化の可能性。
• 脂質がやや高めなので、肥満猫は給餌量の管理を厳格に。

基本情報

項目	内容
価格（内容量）	公式サイト　初回限定500g×1袋＋サンプル：980円 通常500g：2,000円、1.5kg：6,000円 定期コース20％オフ：4,800円
対象年齢	全年齢
原産国	フランス
販売メーカー	株式会社GRANDS
主原材料	脱水チキン、フレッシュチキン、チキンファット、チキンプロテイン、さつまいも、エンドウ豆、他野菜・果物・サプリ原料
成分（保証分析値）	粗タンパク質 32.0%、脂質 15.0%、粗繊維 4.5%、粗灰分 10.0%、水分 10.0%、オメガ6脂肪酸 2.0%、オメガ3脂肪酸 0.30%、代謝エネルギー 約358kcal/100g
栄養補助材料	タウリン、グルコサミン、コンドロイチン、ブルーベリー・クランベリー・各種ビタミン・ミネラル類、オメガ脂肪酸 など複数配合
特記事項	グレインフリー、無添加（着色料・保存料不使用）、動物性素材重視、小分けパック対応、尿路ケア成分配合、安全性への配慮あり

編集部からのおすすめコメント

鶏肉主体・グレインフリーのグランツ チキンは、高タンパクで粘膜・被毛・尿路の健康を総合的にサポートするバランスフード。軽め〜中程度の目やにや涙やけが気になる猫、消化やアレルギーに配慮したい飼い主に特におすすめです。

＼シリーズで３味あるフードローテーションにも最適の高タンパク質フード！／グランツキャットフードの公式サイトはこちら

当サイトでもグランツキャットフードの実食レビューと口コミをまとめた記事もありますので、そちらも参考になればと思います！

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おすすめ３：カナガンキャットフード チキン
放し飼いチキン主体で高たんぱく・低刺激、涙や目やに対策にも配慮したグレインフリー総合食

カナガン キャットフード チキンは、放し飼いチキンを主原料にした高たんぱく・グレインフリーのキャットフードです。消化に優しいサツマイモやジャガイモを炭水化物源とし、サーモンオイルなどのオメガ脂肪酸やタウリン、ビタミン類で目・粘膜・涙腺・皮膚と被毛の健康維持に貢献。

人工添加物は不使用で、全年齢の猫に対応する総合栄養食です。涙やけ・軽い目やにが気になる猫、消化器がデリケートな猫にも適した、バランスのとれた安心の主食です。

おすすめする猫ちゃん・飼い主さん

おすすめしない猫ちゃん・飼い主さん

このフードの特徴

特徴	内容
放し飼いチキン主体の高たんぱく設計	主要原料に乾燥チキン35.5%、チキン生肉25%を使用。肉主体で猫の体質に合いやすい
グレインフリー（穀物不使用）	穀物を避けることでアレルギー・消化負担を減らす配慮あ
オメガ脂肪酸・タウリン・ビタミン類配合	目の粘膜、皮膚、被毛、免疫の健康維持に役立つ成分をバランス配合ン)
無添加・自然派レシピ	着色料・香料・不要な添加物不使用で敏感な猫にも配慮
全年齢対応の総合栄養食	子猫〜成猫〜シニアまで使える。ライフステージを問わず使用可能
消化に優しい炭水化物ソース	サツマイモ・ジャガイモなどで胃腸にやさしい設計

目やに以外にも期待できる効果・効能

• 高タンパクで筋肉・体力維持に貢献、活動的な猫の健康を支える
• オメガ脂肪酸による皮膚・被毛のツヤ改善でフケやかゆみ対策にも効果
• グレインフリーで胃腸への負担を軽減し、消化器の安定化に寄与
• 全年齢対応で、成長期から高齢期まで必要栄養を補える安心設計

与える際の注意点・デメリット

• 鶏肉主体のためチキンアレルギーの猫には不向き
• 高タンパク・脂質のため、腎臓疾患や肥満傾向の猫は給餌量に注意が必要
• 新しいフードへ切り替える際は、便や体調の変化を慎重に観察

基本情報

項目	内容
価格（内容量）	1.5kg袋。販売価格は流通チャネルにより異なるため公式または信頼できる販売店の価格を参照。
対象年齢	全年齢（オールステージ）対応
原産国	イギリス（製造国）として公式に表記
メーカー	販売：株式会社レティシアン
主原材料	乾燥チキン、チキン生肉、サツマイモ、ジャガイモ、チキンオイル、乾燥卵、サーモンオイル、野菜・果物・ハーブ類など
成分（保証分析値）	たんぱく質 34%以上、脂質 16.7%以上、粗繊維 3.25%以下、粗灰分 10.7%以下、水分 8%以下、オメガ6 2.99%、オメガ3 0.82%、カルシウム 1.58%、リン 1.1%
栄養補助材料	タウリン、各種ビタミン（A/D3/E など）、ミネラル、オメガ脂肪酸、オリゴ糖、ハーブ成分、クランベリーなど
特記事項	グレインフリー、無添加、動物性たんぱく質重視、全年齢対応、消化優先、自然派素材使用。

編集部からのおすすめコメント

放し飼いチキン主体＆グレインフリーのカナガン チキンは、目やに・涙やけのケアだけでなく、皮膚・被毛・消化器・免疫など幅広くサポートできる総合栄養食です。全年齢対応、無添加、自然派志向の飼い主に特におすすめできます。

＼オメガ脂肪酸たっぷりと、2種類でローテーションも／カナガンキャットフードの公式サイトはこちら

カナガンキャットフードの口コミや栄養など、詳しい情報はこちらを参照いただければとおもいます。

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おすすめ４：ジャガーキャットフード
動物性原料約80％の高タンパク・グレインフリーで、目やに・涙やけ予防にも対応するプレミアムフード

ジャガーキャットフードは、チキン・鴨・サーモン・マスなど動物性原材料を約80％使用した高たんぱく・低炭水化物のグレインフリーフードです。オメガ脂肪酸、タウリン、ビタミン・ミネラル、乳酸菌などを含み、目の粘膜・涙腺、皮膚・被毛、消化器の健康を内側から多角的にサポートします。

透明〜軽めの目やにや涙やけ、皮膚の乾燥、被毛のパサつきが気になる猫に向いており、高栄養価で免疫維持にも役立つバランス設計が特徴です。

おすすめする猫ちゃん・飼い主さん

おすすめしない猫ちゃん・飼い主さん

このフードの特徴

特徴	内容
動物性原料約80％の高タンパク	チキン・鴨・サーモン・マスなどで猫本来の食性に近い
グレインフリー（穀物不使用）	穀物アレルギーや消化負担を避けたい猫に配慮
高カロリー設計（387.5 kcal/100g）	活発な猫、成長期・体力維持が必要な猫に適応
オメガ脂肪酸・タウリン・ビタミン・ミネラル配合	目、皮膚、被毛、免疫、粘膜の健康維持を多角的にサポート
無添加・ヒューマングレード対応	着色料・香料・保存料不使用で安心、安全性重視
全年齢対応の総合栄養食	子猫からシニアまで対応可能で、ライフステージを問わず使える
豊富な肉・魚のバリエーション	チキン、鴨、サーモン、マスなど多様な動物性タンパク源で飽きにくい

目やに以外にも期待できる効果・効能

• 高たんぱくと脂肪酸で筋肉と体力を維持し、活動的な猫の健康を支える。
• 脂肪酸とビタミンで皮膚・被毛のツヤを改善し、被毛の乾燥やパサつきを抑える。
• グレインフリーで消化器に優しく、下痢や軟便のリスク軽減に貢献。
• 抗酸化成分やミネラルで免疫力強化と全身の健康維持に寄与。

与える際の注意点・デメリット

• 高たんぱく・高脂質のため、腎臓や代謝疾患のある猫には注意が必要。
• 肉・魚主体でアレルギーがある猫には不適切な可能性。
• 高エネルギー設計ゆえ、肥満傾向の猫には給餌量と体重管理が重要。
• 初めて切り替える場合、便や体調の変化を慎重に観察。

基本情報

項目	内容
価格	基本公式サイト　1.5kg：5,038円、定期便割b気20％オフ：4,030円
対象年齢	全猫種・全年齢対応
原産国	イギリス
メーカー	販売：株式会社レティシアン／製造：イギリスの契約工場（エッセンシャルフーズ社）
主原材料	肉類（チキン生肉、乾燥チキン、乾燥鴨肉、チキンレバー、鴨生肉）、魚類（生サーモン、生マス）、ジャガイモ、エンドウ豆、サツマイモ、乾燥卵、チキングレイビー、チキンオイル、サーモンオイル、野菜・果物・ハーブ類、ミネラル類、ビタミン類ほか (株式会社レティシアン)
成分	タンパク質 37%以上、脂質 14.88%以上、粗繊維 5.25%以下、灰分 10.13%以下、水分 8%以下、エネルギー 387.5 kcal／100g
栄養補助材料	サーモンオイル（オメガ脂肪酸）、タウリン、ビタミン類、ミネラル類、乳酸菌、ハーブ・果物（クランベリー、ビルベリーなど）等を含む多成分設計
特記事項	動物性原料80%、グレインフリー、無添加（香料・着色料不使用）、ヒューマングレード素材使用、全年齢対応、リング状の粒形状、小分けパック対応など

編集部からのおすすめコメント

ジャガーキャットフードは、約80％の動物性原料による高たんぱく・グレインフリー設計で、目やに・涙やけ対策だけでなく、皮膚・被毛・消化・免疫など幅広くサポートできる高品質総合食です。高栄養で活動的な猫向け、食性にこだわる飼い主に最適です。

＼とにかくたんぱく質量の高さと材料でおすすめするなら！／ジャガーキャットフードの公式サイトはこちら

ジャガーキャットフードの栄養や口コミなどをまとめた記事もありますので、そちらも参考になればと思います。

万が一事実と異なる誤認情報がみつかりましたら「お問い合わせ」までご連絡ください。

おすすめ５：モグニャンキャットフード ライト
カツオ＆マグロ主体で低カロリー、目やに・涙やけ対策にも配慮したライトケアフード

モグニャンキャットフード ライトは、カツオとマグロを50％以上使用した魚主体のキャットフードで、通常品より脂質・カロリーを抑えた低カロリー設計です。オメガ脂肪酸、乳酸菌、グルコサミン・コンドロイチンなどを配合し、涙腺や粘膜・関節・被毛の健康維持に対応。

肥満対策が必要な猫、涙やにや涙やけが気になる猫、体重管理中の猫に適したバランス食。全年齢１歳〜の成猫に最適なライト食です。

おすすめする猫ちゃん・飼い主さん

おすすめしない猫ちゃん・飼い主さん

このフードの特徴

特徴	内容
鰹とマグロを50%以上使用	魚主体で消化しやすく、猫の本来の食性に近い
低カロリー・低脂質設計	100 gあたりエネルギー 347.3 kcal、脂質 9％以上で体重管理に適する
グレインフリー（穀物不使用）	消化に配慮し、穀物アレルギーの猫にも配慮
グルコサミン・コンドロイチン配合	関節ケアや高齢猫の健康サポートに対応
オメガ3／オメガ6脂肪酸配合	粘膜・被毛・皮膚の健康維持に有効（オメガ3:1.68%、オメガ6:1.73%）
乳酸菌・整腸成分配合	腸内環境サポートと消化安定に配慮
小分け包装（250g×6袋）	鮮度保持と酸化の防止で風味・栄養を維持
対象年齢 1歳〜	成猫向けに最適化されたライト食

目やに以外にも期待できる効果・効能

• 魚由来脂肪酸で皮膚・被毛の健康とツヤを維持
• グルコサミン・コンドロイチンで関節の健康維持をサポート
• グレインフリーと乳酸菌で消化器の安定と便の健康に貢献

与える際の注意点・デメリット

• 子猫には栄養バランスが若干不足する可能性
• 魚主体なので肉主体食の猫は好みに合わない場合あり
• 切り替えは徐々に行い、便や体調の変化を確認すること

基本情報

項目	内容
価格（内容量）	1.5kg（250g×6袋）：税込 6,358円（税抜 5,780円）
対象年齢	1歳〜（成猫用）
原産国	オランダ製造
メーカー	販売：株式会社レティシアン／製造：オランダの提携工場
主原材料	生カツオ 30%、乾燥マグロ 23%、エンドウ豆、ジャガイモたんぱく、サツマイモ、加水分解白身魚、小麦不使用の植物素材、サーモンオイル、海藻、果物・野菜類ほか多数
成分（保証分析値）	たんぱく質 37%以上、脂質 9%以上、粗繊維 8%以下、灰分 11%以下、水分 10%以下、オメガ３ 1.68%、オメガ６ 1.73%、エネルギー 347.3 kcal／100g
栄養補助材料	タウリン、グルコサミン、コンドロイチン、L‑カルニチン、乳酸菌、ビタミン類、ミネラル類、海藻、オリゴ糖、クランベリーやブルーベリーなどの天然素材
特記事項	魚主体・グレインフリー・無添加・小分け包装・成猫用ライト設計・低脂質・低カロリー・嗜好性重視の魚のうまみ重視粒

編集部からのおすすめコメント

モグニャンキャットフード ライトは、鰹とマグロ主体の低カロリー・低脂質設計で、目やに対策だけでなく体重管理や被毛・関節のケアにも配慮された成猫向け総合食。魚主体とグレインフリーで消化にも優しく、成猫の健康維持に適したバランスフードです。

モグニャンライトの口コミをもっと詳しく、またモグニャンライトが初回から割引の定期コースのお申し込みや簡単解約方法についてもこちらからご覧いただけます。

おすすめ６：犬猫生活キャットフード　国産の生鶏肉味
国産生鶏肉主体＆無添加で、涙・目やに・被毛の健康に配慮する毎日用キャットフード

犬猫生活の国産生鶏肉味キャットフードは、国産生鶏肉を主原料に、旬の魚や牛肉、鶏レバーといった良質なたんぱく源を複数使用した総合栄養食です。 グレインフリーかつ保存料・着色料・香料不使用の無添加設計で、腸内環境を整える乳酸菌・オリゴ糖も配合。柔らかめの原材料構成で、涙や目やに・涙やけのリスクを抑えつつ、皮膚・被毛・免疫の健康維持にもつながるバランス食として、多くの猫に対応します。国内製造で鮮度と安全性にもこだわったフードです。

おすすめする猫ちゃん・飼い主さん

おすすめしない猫ちゃん・飼い主さん

このフードの特徴

特徴	内容
国産生鶏肉主体＋旬の魚・肉複合たんぱく源	鶏肉、牛肉、鶏レバー、魚など多様なたんぱく源で栄養バランス良好
無添加（保存料・着色料・香料不使用）	添加物を避けたい飼い主・敏感な猫に優しい設計
グレインフリーまたは穀物に依存しない配合	穀物を控えめにし、消化とアレルギー対策を両立
乳酸菌・オリゴ糖配合	腸内環境のサポート、消化安定、免疫維持にも寄
多様な動物性原料＋野菜・果物・海藻など多栄養素材	被毛・皮膚・内臓・免疫・目の健康バランス食として優秀
国内製造／国産原料中心	鮮度と安全性、安心感を重視する飼い主に適した国内生産
全年齢オールステージ対応	子猫からシニアまで、ライフステージを問わず使用可能

目やに以外にも期待できる効果・効能

• 動物性たんぱくと脂で皮膚・被毛の健康維持に貢献。
• 乳酸菌やオリゴ糖で腸内環境を整え、便通や消化を安定。
• 多様な栄養素で免疫力の維持や内臓機能のサポートにつながる。

与える際の注意点・デメリット

• 鶏肉・魚・牛肉など複数たんぱく源を含むためアレルギー猫は慎重に。
• 市販フードの中ではやや高価／コストがかかる可能性。
• 無添加のため開封後は湿気・酸化に配慮し早めに使い切る必要あり。

基本情報

項目	内容
価格	通常価格 750g×2袋：7,128円、定期便価格 750g×2袋：5,478円
対象年齢	全年齢／オールステージ対応
原産国	日本（国内製造・国産原料中心）
メーカー	犬猫生活株式会社
主原材料	国産生鶏肉、生牛肉、金沢港の旬魚、生鶏レバー、サツマイモ、ジャガイモ、タピオカ澱粉、魚粉、野菜・果物・海藻、植物油脂、ミネラル、ビタミン類 等
成分（保証分析値）	たんぱく質 31%以上、脂質 15%以上、粗繊維 3％以下、灰分 9％以下、水分 10％以下、代謝エネルギー 約373 kcal／100g
栄養補助材料	乳酸菌、オリゴ糖、各種ビタミン・ミネラル類、タウリン、海藻、果物成分、植物油脂、魚油 など複数成分をバランス配合
特記事項	国産無添加、穀物依存を抑えた設計、小分け包装（750g×2袋）で鮮度維持、総合栄養食、全年齢対応、国内製造の安心感

編集部からのおすすめコメント

国産生鶏肉と旬の魚・肉を複数使った無添加・グレイン控えめの犬猫生活キャットフードは、目やに・涙やけ対策から皮膚／被毛・腸内環境の改善、免疫ケアまで幅広く対応。全年齢対応のバランス食として、安心と質の両立を求める飼い主におすすめです。

＼獲れたて魚や乳酸菌などお腹にやさしいおすすめフード！／犬猫生活キャットフードの公式サイトはこちら

犬猫生活の口コミや情報をまとめた記事もありますので、そちらも参考になればと思います。

万が一事実と異なる誤認情報がみつかりましたら「お問い合わせ」までご連絡ください。

おすすめ７：ヒルズ プリスクリプションダイエット i/d 消化ケア

Hill’s i/d は、消化や吸収が弱っている猫のために設計された療法食。高消化素材に加え、独自のプリバイオティクスブレンド（ActivBiome+）で腸内環境を整え、消化器の健康を支えます。 脂質および脂肪分を抑え、電解質とビタミンB群を補給することで、下痢・嘔吐後や慢性消化不良の猫にぴったり。消化器ケアを第一に考える飼い主や、食欲低下・軟便が続く猫のサポート食として有力な選択肢です。

おすすめする猫ちゃん・飼い主さん

おすすめしない猫ちゃん・飼い主さん

このフードの特徴

特徴	内容
高消化処方	難消化成分を避け、栄養を吸収しやすい設計 (Hill’s Pet Nutrition)
プリバイオティクス配合（ActivBiome+）	腸内善玉菌を活性化し、消化器のバランスを整える (Hill’s Pet Nutrition)
低脂肪・適度な脂質	脂質過多を避け、胃腸に優しい栄養バランス (Hill’s Pet Nutrition)
ビタミンB群・電解質強化	消化不良・嘔吐後の栄養補給と体の回復に寄与 (Hill’s Pet Nutrition)
免疫サポート成分（抗酸化成分＋脂肪酸）	消化器だけでなく全身の健康維持に配慮 (Hill’s Pet Nutrition)
尿路ストーン対策配慮	尿路結石リスクの軽減に配慮されたミネラルバランス (Hill’s Pet Nutrition)
ドライ／ウェット両対応	状況に応じて形状を選べる柔軟性あり (Hill’s Pet Nutrition)

目やに以外にも期待できる効果・効能

腸内細菌バランス改善で便通の安定と臭い軽減に貢献。

低脂肪設計で体への負担を減らし、消化器だけでなく全身の負荷を抑制。

抗酸化成分と脂肪酸で皮膚・被毛の健康維持を補助する可能性。

与える際の注意点・デメリット

通常の総合栄養食ではないため、長期使用は獣医の判断を要する。

味や嗜好性が高級食と比べてやや専門的で、食いつきが落ちることがある。

水分摂取を十分にしていないと尿路のリスクがあるため、水分管理必須。

基本情報

項目	内容
価格（内容量）	amazon価格　500g：約2,000円、1kg：約3,500円、2kg：約5,500円
対象年齢	成猫用（または終了後医師指導） — 胃腸ケア目的の療法食
原産国	製造地は米国または欧州（販売国により異なる）
メーカー	Hill’s Pet Nutrition（国際ブランド／販売元および製造管理）
主原材料	チキン（またはチキンミール）、消化しやすい炭水化物、繊維源、プレバイオティクス、ビタミン・ミネラル等
成分（保証分析値）	タンパク質 約36〜38%、脂質 約18〜20%、繊維 約2〜3%、代謝エネルギー 約399 kcal／100g（ドライ）など
栄養補助材料	プリバイオティクス（食物繊維）、オメガ脂肪酸、ビタミン群、ミネラル、電解質など消化器と全身に配慮された設計
特記事項	高消化・低脂肪の療法食、腸内環境ケア、尿路結石リスク配慮、ドライ／ウェット対応、B群ビタミンと電解質強化

編集部からのおすすめコメント

Hill’s i/d は消化不良や下痢、嘔吐後の猫に対して高消化・低脂肪・プリバイオティクス配合で腸内環境と栄養吸収をサポートする療法食です。消化器ケアを最優先したい猫に特に向いています。

おすすめ８：アカナ ワイルドプレイリーキャット
肉・魚・内臓・骨をホールプレイ比率で配合。自然に近い食事で目・被毛・免疫の健康を支えるキャットフード

ACANA ワイルドプレイリーキャットは、放し飼い鶏、七面鳥、淡水魚、平飼い卵など良質な動物性食材を75％以上使ったプレミアムドライフード。 肉・内臓・軟骨・骨までも含むホールプレイ比率で、猫が進化的に必要とする栄養素を自然な形で摂取できる設計です。タウリン、DHA/EPA、オメガ脂肪酸を配合し、目や心臓、皮膚・被毛の健康維持に配慮。 全猫種・全年齢対応の総合栄養食で、目やに・被毛・消化・免疫など、トータルケアしたい飼い主にも適したフードです。

おすすめする猫ちゃん・飼い主さん

おすすめしない猫ちゃん・飼い主さん

このフードの特徴

特徴	内容
動物性原材料75％以上・ホールプレイ比率	鶏肉、七面鳥、淡水魚、卵、内臓、軟骨、骨などを使用し、自然に近い栄養バランス
高たんぱく・適度脂質（粗たんぱく質 37%以上、脂質 18%以上）	筋肉維持・活力・健康維持に必要なたんぱく質と脂質を確保
タウリン・DHA/EPA・オメガ脂肪酸配合	目、心臓、被毛・皮膚の健康を多方面でサポート
グレインフリー／穀物不使用	穀物アレルギー・消化不良リスクを低減し、肉食に近い設計
豊富な野菜・果物・ハーブ配合	ビタミン・抗酸化成分・ミネラルを自然素材で補う設計
全年齢・全猫種対応の総合栄養食	子猫から高齢猫まで一袋で対応できる利便性
自然派素材と高い嗜好性	放し飼い肉や淡水魚使用で嗜好性が高く、食いつきに配慮

目やに以外にも期待できる効果・効能

• タウリン・DHA/EPAで心臓と目の健康サポート。
• オメガ脂肪酸で皮膚・被毛の質を改善し、ツヤと強さを維持。
• 高たんぱくで筋肉量・体力維持をサポートし、活動的な猫の健康に貢献。

与える際の注意点・デメリット

• 高たんぱく・高ミネラルで、腎臓や泌尿器に注意が必要な猫には慎重に。
• 豆類・レンズ豆など炭水化物が多めのため、肥満傾向の猫は給餌量管理を。

基本情報

項目	内容
価格（内容量）	340g：約1,400円、1.8 kg：約6,000円、4.5 kg：約12,000円　ほか。 販売チャネルにより価格変動あり
対象年齢	全猫種・全年齢（キトン〜シニア対応）
原産国	カナダ製造
メーカー	Champion Petfoods（ACANAブランド）
主原材料	新鮮鶏肉、七面鳥肉、淡水魚、鶏レバー、卵、各種豆類、野菜・果物・海藻・ハーブ、鶏脂肪、魚油 など
成分（保証分析値）	粗たんぱく質 37%以上、脂質 18%以上、粗灰分 9%以下、粗繊維 3%以下、水分 10%以下、カルシウム/リン 1.6以上/1.2以上、オメガ6/オメガ3 3.5%以上/0.6%以上、代謝エネルギー 約3930 kcal/kg
栄養補助材料	タウリン、DHA/EPA、オメガ脂肪酸、ビタミン類、ミネラル、各種野菜・果物由来の抗酸化成分など多数含有
特記事項	ホールプレイ比率、グレインフリー、動物性原料75％以上、肉・魚・内臓・骨を含む自然派設計、全年齢対応、高嗜好性

編集部からのおすすめコメント

ACANA ワイルドプレイリーキャットは、肉・魚・内臓・骨を含む自然派ホールプレイ比率と高たんぱく設計で、目・被毛・消化・免疫など猫の基本的な健康を総合的にサポートする高品質フード。全年齢対応で、自然派志向の飼い主におすすめです。

おすすめ９：ピュリナワン F.L.U.T.H.ケア チキン
下部尿路の健康サポートと日常管理を両立、チキン主体の猫用総合ぴゅりな

ピュリナ ワン F.L.U.T.H.ケア チキンは、チキンとチキンミールなどを主原料とし、ミネラルバランスを調整して尿pHを約6.0〜6.5にコントロール。 尿路結石のリスク抑制を目指した成猫用総合栄養食です。オメガ3脂肪酸、タウリン、ビタミンE・Cなどの抗酸化成分を配合し、尿路だけでなく腎臓や免疫、被毛・皮膚の健康維持にも配慮。 合成着色料・香料不使用で、毎日の主食として使いやすく、下部尿路ケアを意識する飼い主に適したバランスフードです。

おすすめする猫ちゃん・飼い主さん

おすすめしない猫ちゃん・飼い主さん

このフードの特徴

特徴	内容
ミネラルバランス調整で尿pH 約6.0〜6.5にコントロール	尿路結石リスク低減を意識した配合
チキン主体たんぱく源	動物性たんぱく質を主原料とした成猫用総合食
オメガ3脂肪酸配合（魚油由来）	尿路の健康・粘膜・皮膚の健康維持に貢献
抗酸化成分（ビタミンE, Cなど）	腎臓・全身の酸化ストレス対策および免疫サポート
タウリン含有	心臓・目・粘膜の健康維持に配慮された必須アミノ酸を補給
合成着色料・香料無添加	添加物を避けたい猫に安心設計
総合栄養食（成猫用）	日常の主食として栄養バランスを満たす設計

目やに以外にも期待できる効果・効能

• 尿路健康ケアとともに、魚油の脂肪酸で皮膚・被毛の状態維持にも寄与。
• 抗酸化成分で腎臓や全身の酸化ダメージを抑制し、健康維持を支援。
• 動物性たんぱく質とタウリンで筋肉維持と体力サポートにも寄与。

与える際の注意点・デメリット

• 尿路ケア目的だが、すでに泌尿器疾患がある猫は獣医と相談を。
• 鶏脂や魚油を含むため脂質に敏感な猫は量の調整を。
• 原材料に穀物やコーン、米などを含むため、穀物アレルギー猫は注意。

基本情報

項目	内容
価格（内容量）	2kg／3kg袋ほか。販売店により異なる。例：3kg 税込約 2,968円
対象年齢	1歳以上 成猫用（総合栄養食）
原産国	タイ製造（タイまたはオーストラリア等製造の記載あり）
メーカー	販売：ネスレ日本／製造：PURINA PetCare など（ブランド元）
主原材料	チキン、チキンミール、とうもろこしたんぱく、とうもろこし、米、小麦、鶏脂、フィッシュミール、魚油、脱脂大豆、たんぱく加水分解物、可溶性繊維、酵母、ビタミン・ミネラルなど
成分（保証分析値）	たんぱく質 34％以上、脂質 14％以上、粗繊維 3％以下、灰分 8.5％以下、水分 12％以下。代謝エネルギー 約370 kcal/100g。オメガ3脂肪酸（DHA+EPA） ≥0.2％、オメガ6脂肪酸 ≥1.2％、カルシウム ≥0.6％、リン ≥0.5％、タウリン ≥0.1％
栄養補助材料	魚油（オメガ3脂肪酸源）、鶏脂（オメガ6脂肪酸源）、酵母、可溶性繊維、ビタミン類、ミネラル類、タウリン、抗酸化成分（ビタミンE/C）などを含む
特記事項	尿路／下部尿路の健康維持を目的、ミネラルバランス調整、合成着色料・香料無添加、成猫用、チキン主体の総合栄養食

編集部からのおすすめコメント

ピュリナ ワン F.L.U.T.H.ケア チキンは、尿路健康と腎臓ケアを意識したミネラルバランス調整フード。チキン主体で総合栄養に優れ、合成着色料無添加。尿路トラブルが心配な成猫に適した日常用キャットフードです。

おすすめ10：Ziwi Peak エアドライ ラム
高タンパク・単一動物性たんぱくで敏感な猫の目やにケアにも使いやすい高品質フード

Ziwi Peak エアドライ ラムは、ニュージーランド産の放牧ラム肉を96%使用した高タンパク・単一動物性たんぱくのエアドライ総合栄養食です。 人工添加物を避けたい猫や、食物アレルギーによる目やに・涙やけが気になる猫にも配慮したレシピで、肉本来の栄養を損なわない独自の“エアドライ製法”を採用。 消化しやすい高品質肉を中心に、緑イ貝や内臓類もバランスよく配合することで、粘膜・皮膚・被毛の健康維持もサポートします。穀物・ジャガイモ・グリセリン不使用で、より自然に近い食事を求める飼い主にも適したプレミアムフードです。

おすすめする猫ちゃん・飼い主さん

おすすめしない猫ちゃん・飼い主さん

このフードの特徴

特徴	内容
96%ラム肉・内臓・緑イ貝使用	高タンパクで自然に近い栄養構成を再現
単一動物性たんぱく	アレルギー源を絞りやすく涙やけ・目やに対策に向く
穀物・豆類・ジャガイモ不使用	消化に配慮し過敏な猫にも対応
エアドライ製法	生食に近い栄養を保持しつつ常温保存可能
人工添加物不使用	保存料・着色料・香料ゼロの自然派レシピ

目やに以外にも期待できる効果・効能

• 高品質動物性たんぱくにより筋肉維持と体力アップに貢献
• 緑イ貝由来成分で関節の柔軟性と炎症ケアをサポート
• 皮膚バリア機能を助け、フケやかゆみの軽減にも役立つ
• 消化吸収率が高く、便臭や胃腸トラブルの軽減が期待できる

与える際の注意点・デメリット

• 栄養密度が非常に高く、量を誤ると体重増加の原因になる
• 高タンパクのため腎臓に不安がある猫は獣医師への相談が必要
• 価格が高めのため、コスト重視の家庭では継続しにくい場合がある

基本情報

項目	内容
価格	amazon参考価格　400g：約4,000円、1kg：約10,000円
対象年齢	全年齢対応（オールステージ）
原産国	ニュージーランド
メーカー	販売：Ziwi（ジウィ）／製造：ニュージーランド現地工場
主原材料	ラム生肉・内臓（心臓・肝臓・腎臓）、緑イ貝、ラムボーン 等
成分（保証分析値）	たんぱく質 38%以上、脂質 30%以上、粗繊維 2%以下、水分 14%以下、代謝エネルギー 約560kcal/100g
栄養補助材料	緑イ貝（グルコサミン・コンドロイチン）、オメガ3・6、タウリン 等
特記事項	穀物・豆類・ジャガイモ不使用、単一動物性たんぱく、エアドライ製法、人工添加物不使用

編集部からのおすすめコメント

Ziwi Peak エアドライ ラムは、放牧ラム96%の高タンパクで、アレルギーや涙やけ・目やに対策にも使いやすい単一動物性フードです。エアドライ製法で生食に近い栄養を保持し、消化性も高い自然派レシピ。穀物や人工添加物を避けたい家庭、品質重視の飼い主に最適です。

おすすめ11：ナチュラルチョイス 穀物フリー アダルトチキン
チキン主体で消化に配慮。穀物に敏感な猫の目やにケアにも使いやすい定番フード

ナチュラルチョイス 穀物フリー アダルト チキンは、主原料に高品質チキンを使用し、穀物を完全に排除した消化しやすいレシピが特長です。目やにの原因として多い「軽いアレルギー反応」や「消化不良」に配慮しており、腸内環境の乱れによる粘膜トラブルが心配な猫にも与えやすい設計。 皮膚と被毛の健康維持をサポートするオメガ脂肪酸や、目の粘膜を守る抗酸化成分も適切に配合されています。人工保存料・着色料・香料を使用せず、安全性を重視したニュートロブランドのシリーズとして、日常の総合栄養食に選びやすいバランスのよいフードです。

おすすめする猫ちゃん・飼い主さん

おすすめしない猫ちゃん・飼い主さん

このフードの特徴

特徴	内容
高品質チキンを主原料に使用	消化しやすく、日常のたんぱく源として使いやすい
穀物フリー設計	穀物に敏感な猫や消化が弱い猫にも配慮
皮膚ケア成分のバランスが良い	オメガ脂肪酸で被毛と皮膚の健康をサポート
合成保存料・着色料・香料不使用	敏感な猫でも与えやすい自然派設計
コスパが高いプレミアムフード	品質と価格のバランスが良く継続しやすい

目やに以外にも期待できる効果・効能

• 健康的な皮膚・被毛を保ち、かゆみやフケのケアにも役立つ
• 消化しやすいチキンと穀物不使用で便質の安定に期待できる
• 抗酸化成分の働きで免疫維持をサポートし季節変動にも強い
• 腸内環境を整え、軟便やお腹の張りなどの不調を軽減

与える際の注意点・デメリット

• チキン主体のためチキンアレルギーの場合は代替たんぱくを検討
• 脂質量が適度にあるため肥満傾向の猫は給餌量管理が必要
• 穀物不使用でもカロリーは高めのため運動量の少ない猫は注意

基本情報

項目	内容
価格（公式）	2kg：税込 5,258円前後（販売店により変動。公式最優先）
対象年齢	成猫（アダルト）
原産国	アメリカ
メーカー	販売：マースジャパン／製造：ニュートロ公式工場（米国）
主原材料	チキン（生肉・乾燥肉）、エンドウマメ、ポテトスターチ、タピオカ など
成分（保証分析値）	たんぱく質 36%、脂質 18%、粗繊維 4%、灰分 10%、代謝エネルギー 約380kcal/100g
栄養補助材料	オメガ3・6脂肪酸、亜鉛、ビタミンE など
特記事項	穀物フリー、無添加（着色料・香料・保存料不使用）、粒形：小粒、AAFCO基準適合

編集部からのおすすめコメント

ナチュラルチョイス穀物フリー アダルト チキンは、穀物が苦手な猫や軽度のアレルギー症状が疑われる猫に特に向いた総合栄養食です。消化しやすいチキンを使用しつつ添加物を排除しているため、目やにや皮膚トラブルが気になる猫にも日常食として使いやすいバランスの良いフードです。

おすすめ12：GO! ソリューション 体重管理＆関節ケア
目やにの原因になりやすい炎症ケアを支え、涙の質を整えやすい栄養設計

GO! SOLUTIONS 体重管理+関節ケアは、抗酸化成分やオメガ脂肪酸をバランス良く含み、目周りの炎症や涙の質低下に起因する目やにトラブルをサポートする配合が特徴です。 消化吸収に優れた素材を中心に使うことで、腸内環境の乱れからくる免疫低下や粘膜弱化にも配慮。さらに体重管理と関節ケアが同時にできるため、肥満傾向で涙の量が増えやすい猫にも適しています。 毎日の食事で負担をかけずに、目の健康と全身のコンディションを整えたい猫に向く総合ケアフードです。

おすすめする猫ちゃん・飼い主さん

おすすめしない猫ちゃん・飼い主さん

このフードの特徴

特徴	内容
抗酸化成分配合	目周りの炎症ケアに役立つ成分を複数配合
オメガ脂肪酸バランス	涙の質と皮膚バリアの維持に貢献
体重管理設計	肥満由来の涙量増加対策に役立つ
関節ケア成分配合	シニア猫の動きやすさと全身健康をサポート
消化性の高い原材料	腸内環境を整え免疫維持に寄与
風味の異なるライン展開	ローテーションしやすく飽きにくい

目やに以外にも期待できる効果・効能

• 体重管理によって関節や心臓の負担を軽減し、活動量維持に寄与。
• オメガ脂肪酸が皮膚被毛を整え、乾燥やフケの軽減に役立つ。
• 消化吸収の改善により、軟便や便臭のコントロールにも効果的。
• 関節サポート成分で高齢猫の歩行の違和感を和らげやすい。

与える際の注意点・デメリット

• 体重管理設計のため食いつきが弱い場合があり、切替は段階的に行う。
• 関節ケア成分が合わない猫ではまれに軟便が出る可能性がある。
• 高タンパクが負担になる腎臓トラブルの猫は事前に獣医相談が必要。

基本情報

項目	内容
価格	500g〜7.25kg等の規格あり。販売店、サイトにより変動あり。 500g：約1,500円、2.3kg：約4,000円、7.25kg：約14,000円
対象年齢	成猫〜シニア
原産国	カナダ
販売メーカー	ペットキュリアン（Petcurean）
製造メーカー	Petcurean Pet Nutrition
主原材料	チキンミール、エンドウ豆、玄米、オートミール など
成分	たんぱく質 32%、脂質 10%、カロリー約338kcal/100g
栄養補助成分	グルコサミン、コンドロイチン、タウリン、オメガ脂肪酸
その他	穀物入りの中でも消化性に配慮した低GI設計

編集部からのおすすめコメント

GO! SOLUTIONS 体重管理+関節ケアは、目やにの原因となる炎症対策を意識した栄養バランスに加え、体重管理・関節保護・腸内環境サポートを兼ね備えた総合ケアフード。涙のトラブルが続く猫や、肥満傾向の猫の健康維持にも適した万能タイプです。

６．目やに・涙のチェックポイント — 受診すべきサイン

猫の目やにや涙は、日常的に見られる軽いものから、病気のサインとして現れるものまでさまざまです。特に色・量・粘度・左右の差などは、動物病院を受診すべきか判断する重要なポイントになります。

また、目のトラブルは他の症状とセットで悪化しやすい特徴があり、気づくのが遅れると治療が長引くこともあります。この章では、早期発見に役立つチェック項目と、異常時に見られやすいサインを分かりやすく整理します。

見るべきポイント（色・量・粘性・左右差）

目やにの状態を観察することで、正常か異常かを見極める手がかりになります。特に「色・量・粘度・左右差」は重要な判断基準です。

● チェックすべき項目

観察項目	正常の目安	受診を検討すべき状態
色	透明・薄茶	黄・緑・血の混じる色
量	少量	急に増える／拭いてもすぐ出る
粘度	サラッと軽い	ベタつきが強い／膿状
左右差	両目ほぼ同じ	片目だけ大量に出る

● 観察のポイント

• 毎日の変化を比較することが大切
• 量が増える前兆として“涙の増加”が先に出る場合も
• 色の変化は感染症を判断する大きな材料

同時に現れる症状（充血、痛がる、食欲低下など）

目やにの異常は単体で現れないことが多く、必ずといっていいほど他の症状を伴います。セットで現れるサインは特に要注意です。

● 要注意の併発症状

• 目の赤み（充血）
• まばたき増加・目を開けにくい
• 涙が止まらない（流涙）
• 痛がって触られるのを嫌がる
• 目をこすったり壁に顔を擦る
• くしゃみ・鼻水（感染症の可能性）
• 元気がない／食欲低下

● すぐ受診すべきケース

• 黄〜緑の粘ついた目やにが大量に出る
• 片目だけ明らかに悪化している
• 急に目を閉じて動かない
• 外傷や異物の疑いがある
• 1日で急激に症状が変わった

まとめ

７．日常ケアでできること — 目やにの掃除と環境管理

猫の目やには、毎日のちょっとしたケアで負担を大きく減らせます。特に、拭き方や使う道具を誤ると、逆に刺激となって悪化することもあります。また、生活環境がホコリっぽい、乾燥している、被毛が目に入りやすいなどの状態も目やに増加につながるため、環境整備も重要なポイントです。

この章では、猫に負担をかけない正しいケア方法と、今日からできる目やに予防のための環境づくりを分かりやすくまとめています。

正しい拭き方（器具・手順）

目やにを取るときは、摩擦を減らし、刺激を与えないことが最重要です。使う道具と手順を誤ると結膜を傷つけるおそれがあります。

▼使うべき道具

道具	推奨理由
コットン・ガーゼ	柔らかく刺激が少ない
ぬるま湯	乾いた目やにをふやかせる
ペット用アイローション	目の周りを清潔に保ちやすい

▼手順（箇条書き）

• ぬるま湯でコットンを湿らせる
• 目頭から目尻に向けて一方向にゆっくり拭く
• 乾いた目やにはふやかしてからそっと取り除く
• 強くこすらず、1回ごとに清潔な面を使う

環境整備（掃除、空気、被毛ケア）

環境のホコリ・乾燥・被毛刺激は目やに悪化の大きな要因です。生活環境を整えるだけで症状が軽減するケースも多くあります。

▼環境ケアのポイント

• 空気清浄機の使用：ホコリ・花粉の刺激を減らす
• 加湿（40〜60%目安）：乾燥による刺激を緩和
• こまめな掃除：舞い上がりやすいホコリを減らす
• 被毛ケア：長毛種は目周りの毛を整えて刺激を軽減

家で試せる温湿布・保湿の注意点

軽い目やになら、温湿布や周囲の保湿ケアが役立ちます。ただし温度・清潔さを誤ると逆効果になるため注意が必要です。

▼家庭でできるケア

• 温湿布：40℃前後の温タオルを数十秒あてる
• 固まった目やにのふやかしに有効
• 清潔なタオルを毎回使用すること
• 赤み・痛がる場合は中止

まとめ

８．フード選びの注意点と与え方のコツ

猫の目やに対策としてフードを見直す際は、「何を選ぶか」だけでなく「どう切り替えるか」も重要です。急な変更は消化不良や食欲低下を招き、体調を崩す原因になります。また、アレルギーの有無や年齢、持病などによって適した成分やカロリー量も異なり、場合によっては療法食が必要となるケースもあります。

この章では、安全にフードを切り替える方法と、目やに対策として押さえるべきポイントを分かりやすくまとめています。

切り替え方法（混ぜ方・期間）

フードは急に切り替えると下痢や嘔吐を起こしやすいため、時間をかけて徐々に慣らすことが必要です。

▼切り替えの目安

日数	新フード：旧フード
1〜3日目	2：8
4〜6日目	4：6
7〜9日目	7：3
10日目以降	10：0（完全移行）

▼ポイント

• 食べ残しや便の状態を必ずチェック
• 下痢・嘔吐が続く場合は一旦元の割合に戻す
• 猫が警戒する場合は香りが強い方を少量上に乗せて慣らす

アレルギー・消化不良の確認方法

新しいフードを与える際は、アレルギー反応や消化不良の兆候を早期に把握することが大切です。

▼確認したいサイン

（※当てはまる場合は一旦中止）

• 皮膚の赤み・かゆみ
• 軟便・下痢・嘔吐
• 涙や目やにの増加
• 食欲低下
• 耳をかく・顔をこする行動

▼チェック期間

• 目安：2〜3週間
• 少しずつ与えながら反応を見ると安全

年齢・持病に応じた選び方（療法食の必要性）

年齢や体調によって必要な栄養バランスは大きく変わります。目やにだけを基準にせず、全身状態に合わせて選びましょう。

▼年齢別の考え方

年齢	フードのポイント
子猫	高タンパク・高カロリー、免疫サポート成分
成猫	バランスの取れた栄養、腸内環境ケア
シニア	低脂肪、抗酸化成分、関節サポート

▼持病がある場合

• 腎臓病：低リン・適度なタンパク質
• 尿路トラブル：ミネラルバランスとpH管理
• アレルギー：単一タンパク源・グレインフリーなど

▼療法食が必要なケース

• 獣医師が明確に指示した場合のみ
• 自己判断で与えると逆効果になることも

まとめ

９．こんなケースは要注意 — 早めに動物病院へ行くべき状況

猫の目やにには日常的なものもありますが、中には放置すると視力低下や重症化につながるケースもあります。特に、色のついた膿性の目やに、急に目を開けられない状態、呼吸器症状を伴う場合は早めの受診が必要です。

また、診察時に症状の経過やフード、環境の変化を伝えることで、原因特定と治療がスムーズになります。この章では、すぐに病院へ行くべき危険なサインと、診察時に伝えるべき重要ポイントをまとめます。

緊急性のある症状一覧（黄色・緑の膿性分泌物、目の閉塞、流涙と呼吸器症状併発等）

目やにの色や猫の様子に異常がある場合は、感染症や外傷など重い問題が隠れている可能性があります。

▼すぐ受診すべき症状

症状	危険度・理由
黄色・緑の膿性目やに	細菌感染が疑われ悪化が早い
目を開けられない／しょぼしょぼする	痛み・角膜の損傷の可能性
大量の涙と目やにが同時に増加	結膜炎・角膜炎の恐れ
くしゃみ・鼻水など呼吸器症状を伴う	ウイルス性疾患の可能性
白目の充血や黒目が濁る	緑内障・角膜疾患のリスク
行動の変化（食欲低下・元気がない）	全身状態悪化のサイン

受診時に伝えるべき情報（症状経過、与えているフード、環境の変化）

診察時に症状の経過や生活環境の変化を詳しく伝えると、原因特定が早まり適切な治療につながります。

▼伝えるべき情報

• 目やにが増え始めた時期・経過
• 色・量・粘性の変化
• くしゃみ・鼻水など他の症状の有無
• 与えているフード・最近の変更
• 環境の変化（引越し・季節・掃除頻度など）
• ケアを行ったか（拭き方・道具）

▼あると便利な情報

• 写真や動画（症状の変化が分かりやすい）
• 食べ残し、うんちの状態などの記録

まとめ

10．まとめ — 目の健康は「ケア＋食事＋環境」の総合アプローチで守る

猫の目やに対策は、単に拭くだけでは不十分です。毎日のケアで目の周りを清潔に保ち、フードで必要な栄養を補い、環境を整えて刺激を減らす――この3つを組み合わせた総合的なアプローチが、目の健康を守る鍵となります。

日々の観察と適切な対応を習慣化することで、炎症や感染症のリスクを下げ、猫の快適な生活を支えることができます。

■重要ポイントのまとめ

項目	ポイント
日常ケア	目やにの正しい拭き方、清潔な器具使用、温湿布や保湿の注意
食事	タンパク質・必須脂肪酸・ビタミンA・抗酸化物質を含むフード選び、年齢・持病に応じた対応
環境	ホコリや乾燥の管理、被毛ケア、空気清浄・加湿で目への刺激を最小化
早期受診の目安	膿性の目やに、左右差、充血、痛み、呼吸器症状併発などは即対応

まとめ

11．猫の目やにに関するよくある質問（FAQ）

Q1：猫の目やには取った方がいいですか？

A：少量で透明・サラッとした目やには必ずしも取る必要はありませんが、固まった目やにや汚れは清潔に保つためにやさしく拭き取るのがおすすめです。摩擦を避け、ぬるま湯で湿らせたコットンやガーゼを使いましょう。

Q2：少量の目やにはいつもあるが大丈夫？

A：透明で少量の目やには生理的な分泌物で、通常は問題ありません。量や色が急に変化した場合や片目だけ多い場合は、念のため観察を強化しましょう。

Q3：フードを変えたらどのくらいで効果を期待できる？

A：腸内環境や涙の質に影響するフードの場合、通常2〜3週間で目やにや涙の状態に変化が現れることがあります。ただし個体差があるため、焦らず観察しながら切り替えることが大切です。

Q4：目のサプリは必要か？

A：通常のバランスの良いフードで必要な栄養が摂れている場合、サプリは必須ではありません。ただし、獣医師に相談の上で抗酸化成分やビタミンA、オメガ3脂肪酸などを補うことは目の健康維持に役立つ場合があります。

Q5：猫の目やには自然に治る？

A：生理的な目やにであれば自然に排出されますが、色や量が異常な場合は感染症や結膜炎など病気の可能性があるため自然には治らず、治療が必要になることがあります。

Q6：猫の目やにをほっとくのはどうですか？

A：透明な少量の目やになら問題ありませんが、黄色・緑色・膿状の目やにや片目だけの異常、充血や痛みを伴う場合は放置すると症状が悪化する可能性があります。早めに受診しましょう。

Q7：猫の目やにの正常な色は？

A：透明〜薄茶色が正常です。黄色や緑色、血の混じった色は異常のサインと考え、観察を強化するか獣医師に相談してください。

Q8：猫の目やにを放置するとどうなりますか？

A：軽度なら問題ないこともありますが、感染症や角膜炎などの病気が原因の場合、放置すると症状が悪化し、視力障害や慢性化のリスクが高まります。

Q9：猫の目やには何で拭いたらいいですか？

A：ぬるま湯で湿らせた清潔なコットンやガーゼがおすすめです。刺激の少ないペット用アイローションも使用できます。ティッシュや硬い布は避けましょう。

Q10：猫の目やには1日に何回くらい拭き取ればいいですか？

A：固まった目やにがある場合は1日1〜2回が目安です。健康な透明な目やには無理に拭く必要はありません。量や状態に応じて調整しましょう。

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13．記事を作成するにあたり参照した文献・サイト

当サイトを作成するにあたって参考にした文献やサイト

• 猫の最適な食餌について
• 環境省_ペットフード安全法基準規格等 [動物の愛護と適切な管理]
• 農林水産省 ペットフードの安全関係
• AAFCO(全米飼料検査官協会)
• FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)
• HACCP
• 安全・安心なペットフードをお届けするために（一般社団法人ペットフード協会）